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めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

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2009年04月06日
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とっても楽しみにしてた、新国立劇場のオペラ「ワルキューレ」。
最近のウェルカム・フラワーは最近コンセプトがようわからんなあ。
ポスターのデザインに合わせて、PLEATS PLEASEのメリーゴーランド柄のスカートをはいていった。 
3月に観た「ニーベルングの指環」4部作の序夜「ラインの黄金」に続く、第1日が「ワルキューレ」。
昨年、東京二期会の「ワルキューレ」を観ておもしろかった。 
今回は奮発して、3階の正面の席にした。
やっぱり音の迫力が4階と3階では違うように思う。座席の間隔もゆったりとしてる。
最前列にある危険防止用の柵がちょっと邪魔やった。
45分と35分の休憩を入れて、5時間以上もある。
スタッフ
作曲/台本:リヒャルト・ワーグナー
指揮:ダン・エッティンガー
初演スタッフ
 演出:キース・ウォーナー
 装置・衣裳:デヴィッド・フィールディング
 照明:ヴォルフガング・ゲッベル
 芸術監督:若杉 弘
キャスト
 ジークムント:エンドリック・ヴォトリッヒ
 フンディング:クルト・リドル
 ジークリンデ:マルティーナ・セラフィン
 ヴォータン:ユッカ・ラジライネン
 ブリュンヒルデ:ユディット・ネーメット
 フリッカ:エレナ・ツィトコーワ
 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

演出や舞台装置がとってもユニーク。
神話の世界を現代に持ってきても、ちょっとも違和感がないのがすごい。
第1幕 「フンディングの館」では、巨大な食卓と椅子が2脚。屋根からは真っ赤な大きな矢印(トネリコ)が突き刺さってて、そのなかに剣「ノートゥンク」が埋め込まれてる。
フンディングとジークリンデの大きな結婚写真が異様な雰囲気。
春の訪れを告げるのも、床から突き出す緑の矢印。
ジークリンデ役マルティーナ・セラフィンとジークムント役エンドリック・ヴォトリッヒは双子の兄と妹。二人ともすらっとしててかっこよくて、聴き応えもたっぷり。
第2幕第1場はヴォータンの屋根裏のような部屋。
主神ヴォータンはここで楽しげに世界を動かしてるようや。
そやけど、正妻である婚姻の女神フリッカになじられて、彼女のいいなりになってしまう。
ヴォータンは「法、権力、正義の象徴」である槍を持ってるんやけど、奥さんの前では役に立たへん。
もっとも奥さんのいいなりになってるようで、実は自分の計画の矛盾にも悩んだうえでの判断やったんかもしれん。
ヴォータンと智の女神エルダの娘が戦いの女神である9人のワルキューレたち。そのなかで最もヴォータンの寵愛を受けているのがブリュンヒルデ。
ブリュンヒルデはフェンシングのユニフォームをまとい、おもちゃの木馬に乗って登場する。
ヴォータンは映写機を回し始め、ラインの黄金からの経緯や自分の意図するところをブリュンヒルデにだけ明かす。
ここでも最後にヴォータンは、映画監督たる自分にも手が負えなくなったシナリオに対してか、やけを起こす。
第3幕は、救急病院のような場所が舞台。赤い非常灯が回るなか、点滴スタンドまでついたストレッチャーに乗せられた勇者の死体が次々に看護婦姿のワルキューレたちによって運ばれてくる。
死体が手術室に入って出てくると、勇者たちは蘇りワルハラへ向かって歩いていく。
これが有名な「ワルキューレの騎行」の場面。
自分の命令に背いた罰として、ヴォータンは愛娘ブリュンヒルデの神格性を剥奪し、人間の男の支配を受ける普通の女にしようと追いかけてくる。
救急病院のセットが後ろに移動し、床から巨大な木馬のセットが現れる。
ブリュンヒルデは命令背いたのは、ヴォータンの真意のためだと告げる。
ここでブリュンヒルデが大きな木馬の愛馬GRANEまたがる。最初に小さな木馬で現れ、最後には巨大な木馬、これは何を意味してるんかなあ。
ヴォータンはブリュンヒルデの最後の望みを聞きいれ、「恐れることを知らない自由な」男が相手となるようにと、彼女のまわりを炎の環で守る。
巨大なベッドに目覚まし時計が置いてあって、ブリュンヒルデ姿の人形が寝ている。
ヴォータンが映写機のスイッチを入れると、ベッドの周囲を本物の炎が燃え盛り、燃えるベッドになるのにはびっくりした。
オペラということを忘れて、芝居に魅入っているようやった。
照明も影をうまく利用してておもしろかった。
主神ヴォータンの人間臭さがとっても印象的。
すべてがお見通しのようで、肝心なことは見えてない。自分の描いたシナリオでありながら、失望したり、やけになったり。
神々が黄昏ていくシナリオを書きながら、自分もおいしいところに出演して、いかにドラマチックにするか演出してるようや。
2時に開演して、カーテンコールまで終わったのは7時半をまわってた。
時間を感じさせないすばらしい舞台やった。
ひとつ注文をつけると、休憩時間がもう少し短くて、その分早く終わってくれたほうがありがたかったなあ。
来年の「ジークフリート」「神々の黄昏」が楽しみや。
帰りに、パークハイアット東京 デリカテッセンに寄った。平日の7時から8時、ハッピーアワーでショーケースなかのデリやパンが半額になる。
ボッコチーニチーズとトマトのサラダ、パンを2種類買うた。
Boccochiniはモッツアレラと似てるモチモチあっさりしたチーズ。
トマトとの相性がぴったりやった。

今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
3月末に始めたガーデニングパーツ。 芽のまま 「大きくなりたいな」

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最終更新日  2009年04月08日 10時37分21秒
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