だんな様が体の不調を訴えたのは、2001年の夏のことやった。
突然脚に力が入らなくなって、歩行困難に。
救急で診てもらったら、カリウムの値がすごく少なくなってた。
入院していろいろ検査をした結果、右の副腎に腫瘍があり、原発性アルドステロン症やということがわかった。
それからずっと薬を飲んで症状を抑えてきた。
手術をして右の副腎を摘出する方法もあるとは言われてたけど、薬でも効果があるならできるだけ体にメスを入れたくないと思うてた。
最近になって、原発性アルドステロン症の権威の先生にセカンド・オピニオンをうかがう機会があった。
直接診察していないので、一般的なことになるけどという前提で、アドバイスをいただけた。
副腎に腫瘍があって、アルドステロン過剰産生の原因となっていることが明らかな原発性アルドステロン症で、手術が困難な心血管系の合併症がないのであれば、手術が第一選択やそうや。
それも、できるだけ早くしたほうがええということやった。
病気の期間が長くなると、血管の動脈硬化や腎機能の低下が生じ、術後の血圧の下がりが悪くなったり、腎機能が悪化したりすることもあるねんて。
手術を希望しない場合は、薬物治療も選択肢としてあるけど、血圧、低カリウム、高アルドステロンのコントロールを生涯し続けなければあかん。
アルドステロン自体も、脳卒中、心筋梗塞、腎不全などの心血管への危険因子なんやそうや。
8月ごろに手術すればええかと考えてたんやけど、できるだけ早い時期に調整してもろて、2月22日に入院、23日に手術することになった。
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