3月に行ったソウル2日目。
省谷美術館で、ゆったりと彫刻公園をお散歩してから、7025のバスに乗って東大門へ。
東大門近くにトラックのホヤの屋台が出てて、おじさんが手際よくさばいてる。
ソウルでもホヤ食べるんやなあ。
今回のソウルに来た一番の目的はこれ。
ソウル東大門デザインプラザ(DDP)ベウムター2階のデザイン博物館で2015年10月23日から2016年3月27日まで開催してる澗松文化展(간송문화전)5部「花卉翎毛 - 自然を抱く」。
城北洞にある「澗松(カンソン)美術館」では、毎年5月と10月にそれぞれ15日間のみ開館されてたんやけど、2014年にDDPができてから、ここで期間限定で展示されてる。
第2部で観た申潤福の「美人図」もすごくよかった。
澗松文華展第2部「葆華閣展」
入場料は8000W(約800円)。
特に好きな作品は、
姜世晃 「香遠益清」
金弘道「黄猫弄蝶」「蟹貪蘆花」「母狗養子」
恭愍王「二羊図」
鄭敾「秋日閑猫」「西瓜偸鼠」
卞相璧「雌雄將雛」「菊庭秋猫」
など。
特に、「香遠益清」は静寂ななかにも動きが感じられ、蓮の花びらは色っぽく、高貴でやわらかく、見惚れてしまう。
画賛には「濂溪先生謂 蓮可遠觀 不宜褻翫 余則曰 畵蓮亦宜 遠觀焉. 豹菴」
姜世晃 香遠益清
日本やと、伊藤若冲と同世代の人。
この展覧会に行けてほんとによかった。
ソウルのこと続く。
(旅行時の為替、100W=100円で計算)
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