タビラコで開催の「かべde映画観よう会 vol.10」へ。
民族文化映像研究所の映画はどれも興味深いし、郷土映像ラボラトリーの中川美帆さんのお話もおもしろい。
今回は『南九州の年中行事 ー鹿児島の正月行事』(1982年制作) と『秩父の通過儀礼 その2 ー子どもザサラから水祝儀までー』(1980年制作)の2本立て。
40年ほど前の撮影やにの、もっと昔のことのように感じられる。
鹿児島では、
オオパン竿(大根、魚、銭縄をかけた竿)
ユキマツ(葉にうどん粉をつけた松)
ヒノトギ(囲炉裏に太い生木をくべる。七日正月まで火は燃やし続ける)
餅占い(若水に餅を落とす。表が出れば日年、裏は雨年といわれる)
コタコン(子どもが臼を起こしてまわる)
チンカラカーメ(門まわり)
鬼のクソひろい(子どもが家々をまわって鬼のクソとよぶ餅をひろう)
モグラ打ち(子どもが家々をまわり庭を叩いてもぐらの退散を折る)
ハラメウチ(子どもが新婚家庭を訪ね、ハラメンボウで嫁を打って子孫繁栄を願う)
秩父のでは、
子どもザサラ(皆野町三沢、門平)7歳から神に奉納される獅子舞に参加
オヒナガマ(小鹿町、河原沢)河原で子どもだけのひな祭り
花まつり(吉田町、塚越)子どもだけで野山の花を集めて釈迦像を安置する花御堂を飾る
天王焼き(小鹿野町、半平)
水祝儀(皆野町、門平)15歳の少年の成人式
1日1回のクリックで、募金ができます♪