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2019年05月31日
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カテゴリ:映画

タビラコでかべde映画 vol.12 「武州藍」
「秩父の通過儀礼 その1ー安産祈願から帯解きまで」
の二本立て。

秩父の通過儀礼 その1 ー安産祈願から帯解きまで」1979年
40年前までこんな丁寧なお産がされていたことに驚いた。
後産(胎盤)は油紙に包んで男の子なら筆と墨、女の子なら針と糸や扇子などを添えて玄関の軒先に埋めてできるだけ多くに人に踏んでもらうようにする。
生後三日目には雪隠参り。近所の便所神さまに赤子を抱いてお参りする。
生後1年ぐらいで種痘を受け、ほうそう流しをする。
桑の木にからまっているスイカズラと、麦の作からはずれて生えているフッツエの麦を採ってきて、ナベに入れて煎じる。子どもを箕の中に坐らせ、頭の上にナべブタをのせ、その上から竹の柄杓で煎じ汁を三回かける。
7歳の霜月15日に帯解き祝い(七五三)。
幼児の時の着物についている付け紐を取って、子どもの集団への仲間入りをする。
武州藍 1986年
昭和30年代に止んでしまった武州藍を武州藍染保存会の人々が復元、研究をした藍の種蒔きから収穫、干し、自然発酵させて藍玉にし、藍建てし染めるまでの記録。
タデ藍の種を蒔き、8月に刈り取り乾燥させ、寝床と呼ばれる土間に積み上げ、水を打ち、切返し約100日間かけて発酵させ蒅(スクモ)にする。
蒅を臼と杵でつき固め、まるめて「藍玉」にする。
ここからは紺屋(こうや)の仕事。
お湯に藍玉を入れてほぐし、樫の灰を水に浸した上澄み液の灰汁、発酵菌の栄養になるふすま(小麦の外皮)を煮たものと清酒5合を加え、籾殻を火床に入れ甕を温め地獄建てをする。
藍が建つと2分浸けて引き上げ、絞り、風切りを20回ほど繰り返してやっと藍染ができる。

藍染の化学反応(自分の確認のため)

インディカン(無色)--<加水分解>-→ インドキシル(無色) --<酸化>-→ インディゴ(青色)

藍染
インディゴ(青色)--<還元>-→ 水溶性のロイコインディゴ(黄色) --<酸化>-→ インディゴ(青色)

型紙を使って藍で染める「長板中型」の型付職人さんも登場。
樅(もみ)の柾目一枚板に藁刷毛で水をひいて木綿生地を貼り付け、型紙をのせて糊を引いていく。
糊は石灰、糠、餅糊を混ぜたもの。
気が遠くなるような細かい作業。
いつも貴重で興味深い映像をありがとう!




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最終更新日  2019年06月30日 08時12分47秒
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