カテゴリ:航空&ミリタリー
F-35はF-22にくらべれば安価とされる。 しかし高価なF-15に対して生み出されたF-16のよう な位置づけとは全く異なる。 F-35でも十分に高価。 しかもウェポンベイに格納する兵器だけでは、パン チ力不足とされた。 ビーストモード実現で、不足はなくなった。 機外搭載兵器なので、ステルス性も減少したはず。 完全作戦能力獲得で見えてきたものとは? 関 賢太郎(航空軍事評論家) 2018.07.17 乗りものニュース 「ビーストモード」という強烈なワードが、アニメ やゲームだけでなく現行戦闘機に使用されました。 空自も採用するF-35戦闘機の「ビーストモード」は、 F-22との違いが如実に表れているといえるでしょう。 F-35が完全作戦能力獲得で具体的に可能になったこと は…? ロッキード・マーチンF-35「ライトニングII」ステ ルス戦闘機が2018年4月に初期開発段階であるシステ ム開発実証(SDD)を終え、いよいよ「完全作戦能力 (FOC)」獲得が目前となっています。 …(略)… ロッキード・マーチンによるとF-35はビーストモー ドによって、空対空ミッションであれば視程距離外空 対空ミサイルAIM-120C/D アムラーム14発+短距離空 対空ミサイルAIM-9Xサイドワインダー2発の搭載が可 能となり、また空対地ミッションではアムラーム2発、 サイドワインダー2発、JDAM 908kgGPS誘導爆弾6発が 搭載可能としています。 ビーストモードとはステルス性をかなぐり捨てて 攻撃技のハリネズミと化したF-35らしい。 それにしても気になるのは搭載対空ミサイル、 A120アムラーム。 撃ちっぱなし能力・同時多目標攻撃能力の備えた 超高性能な視程外対空ミサイル。 価格は輸出用で50万ドルと聞く。 高価格ゆえに撃つ相手を選ぶことになる。 米国の同盟国が導入し、消費してくれれば、米軍の 調達価格は引き下げ可能。 AIM-54フェニックスも撃ちっ放し能力を有する長 射程空対空ミサイル 47万7千ドル。 フェニックスを運用するために作られたともされ るF-14トムキャットも高価。 F-15いまだ現役だがトムキャットは2006年9月に 全機退役。 F-14でしか運用できない AIM-54も退役。 B-1、B-2、F-22と軍事費世界一の米国でさえ、 高価過ぎて装備数を選らした愚かな兵器たちだ。 国際共同開発のF-35も高価すぎて調達数が減り、 単価が高くなった。 高額兵器購入で自衛隊と日本国民は米国に貢献している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月20日 14時00分09秒
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