|
カテゴリ:木工
工房は、築百年の古民家です。
今から27年ほど前に工房をここに決めてから、この古民家の電気工事をしてもらい、床などの張り替えを自分でやり、今日まで一部を修理しながら木工をしてきました。 やはり古民家で一番傷むのは床で、下からの湿気が要注意です。 床板を支えている木が腐り、だんだんと床板もダメになるという具合です。 3年前に昔炊事場だった所の床が傷んで、畳2枚分程の床を修理して以来の工事になります。 今度は玄関なので畳3枚分の広さになります。 これまではコンパネなどを敷いて、胡麻化して来ましたが、だんだん悪化してきたので、ここで思い切って修理する事にしました。 ところが始めて見ると、これがなかなか大変です。 敷いていたコンパネを剥がすと畳、ほとんどが腐れていて足を乗せると大きな穴が開いてしまいました。 まずは、この畳を工房の庭に運び、予め焚火で火をおこしていた上に乗せて燃やしました。 幸い畳が湿気ていなかった事と、昔の畳なので人工的な物ではなく、すべてが藁で作られていたので、時間はかかりましたが燃やすことが出来ました。 畳を運び終わると、燃やしながら床下の片づけですが、これがなかなか大変で、今回だけでは出来ず後三分の一程は残りました。 それでも大きな横木二本が、しっかりしているので、これを中心に角材などで修理が進みそうです。 今日は、4時間ほどかかって大分片づけが出来ました。 初日ここまで、残りはコツコツ年末までに出来れば良いと思っています。 修理に必要なコンパネや角材などは、数日前から準備していますので、時間の許す限りはやりたいと思っています。 初日なので、片付けから始まって一番の難題、畳の焼却まで出来た事は、これからの作業の段取りも考えられて良かったと思います。 今回の工房修理も、私のモットーである「楽しんでやる」という気持ちで行きたいと思っています。 また進展しましたら作業報告します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/12/13 06:36:04 PM
コメント(0) | コメントを書く |