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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:日本映画
(あらすじ) 昭和40年、福島県いわき市。炭坑の閉山で活気を失った町の再生を期して計画されたレジャー施設“常磐ハワイアンセンター”(現・スパリゾートハワイアンズ)誕生にまつわる感動秘話を映画化。 施設の目玉となるフラダンスを教えるため、東京から呼び寄せられたダンス教師と、地元の炭坑娘たちとの葛藤と心の成長を描く―――。 とっても評判の良かった作品。予想どおりの映画で、手放しに楽しむことができた。 『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』系のノリ。最後に出演者たちが、本編のために特訓した素晴らしいフラを見せる。ラストに感激している姿は本物の表情。独自のリアリティがあって始めの頃はこのての演出に感動したものだった。 でもこう幾つも同じパターンを見せられると、いささか飽きてもくる。フラというのは斬新だけど。 蒼井優のフラは絶品だ!『花とアリス』で見事なクラシックバレエを披露したのはかれこれ随分前のことだけど、このしなやかさは普通の人じゃ出せないもの。 ハッとするほど可愛くて、美しい。そして見事な存在感。 暗い炭鉱町の閉塞感とモノクロ感から、鮮やかなフラのシーンへ、行ったりきたりするメリハリのよさ、テンポのよさが魅力。 あとはごくごく普通だと思う。 『おくりびと』を観て、こちらを観て、最近妙に涙腺が弱くなった感じがする。ポロポロとよう泣けてくる。フラガールでこんなに泣くとは思わなかった! 監督 李相日 脚本 李相日 羽原大介 音楽 ジェイク・シマブクロ 出演 松雪泰子 豊川悦司 蒼井優 山崎静代 岸部一徳 富司純子 (カラー/120分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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