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カテゴリ:毛鉤釣り
釣りのことを書くのは久しぶりだな。多分、8月も1回椎葉村にいってるはずなのだが、 書くほどのこともなかった。(一応釣れたけれどね。) 今週というか先週というか、水曜日くらいまではものすごく涼しかった。 もう長袖のトレーニングウエアを羽織って毎朝歩いていた。 ここ数年秋の釣りがなく、夏のせせこましい釣りのまま禁漁を迎えていたが、 今年は夏場の、川底に張りついたやる気のない魚を小さなフライで引きずり出すのではなく、 ゆるやかな流れに#12くらいのフライをどかんと浮かべて、 大きなヤマメが「ゆらっ」と出てくるような秋らしい釣りができそうだと思っていたら、 木曜日くらいからまた暑くなってきた。 そうは言っても、きっと山はもう秋の気配だろう。 今週は一人なので耳川水系十根川に、そのなかでも安全なところに、下りる。 7月8月は川に下りるのも躊躇するくらい増水しっ放しだったんだよね。 それに比べればかなり落ち着いているが、何カ所か流れが変わってしまっている。 早速、ゆるやかな流れに#10のカディスを結んで、3キャスト目くらいに、 28cmがゆっくりとフライを銜える。俺は掛けた瞬間絶対「尺」だと思ったんだよね。 引きずり込まれるようないいやり取りをしたし。 計測すると思っていたのよりは少しだけ小さかったけれど、 このサイズの魚体で、銀毛していない『ヤマメ』だと、きれいだ。 もうちょっと体高があると迫力が出てくるんだけどね。 イメージ通りに魚が出てくれるとこんなうれしいことはない。 陽が昇るとさすがに暑くて、そこそこのサイズが川底から慌てて飛び出す夏の釣りに戻る。 朝一が一番いい魚だったので、後は写真を撮るのを忘れていて、こんな写真しかない。 いや、死にかけているわけじゃなくて、まさに反転して川底に帰って行くところだから。 一応、俺の名誉のために言っとくけれど、 魚があんまり大きく見えない理由は、お上品な麻呂は、手もまたお上品だからだ。 どのくらい小さいかと言うと、これまで生きてきた人生で、 女性と手指の大きさを比べて一度も勝ったことがないくらいに・・・ いやもちろん、指は女性のように細くないけれどね。 あなたの知り合いの一番手が小さな人を思い浮かべて、 その人が魚を掴んでいるところを想像してください。ほら、28cmあるでしょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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