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カテゴリ:Outdoor-扉の外
昨日書いた阿蘇外輪山の一斉火入れに関して、いちおう短い動画も撮ってきたので貼ってみます。 これはもう、俺らの中でクライマックスと言われる最終段階で、足元側がすでに黒く焼けているのが見えますが、手前を3段くらいに分けて幅10mほど焼いて(火は上へ上るので、その火は火種としては残るが、谷底へは下らない)、火が飛び越えて燃えてはいけない場所に燃え広がらないように防火帯を作り、そののちに下流から谷底に火を放ち、谷を焼き尽くします。 ちなみに昨日貼った画像は、手前の防火帯となるべき場所を焼いているところで、 俺が立っている場所は、燃やして作る防火帯の手前の、輪地と言われる燃やさない防火帯で、ここは事前に草を刈っています。(俺は参加の機会に恵まれていないが、この輪地切りと言われる作業がまた大変。) 先に燃やす帯の部分と燃やさない輪地を合わせると15~20m程度の防火帯が出来て、谷に火を放つと俺らはやることがなくて(もちろん火が飛べば走りますが、たぶんその場合は鎮火するよりも逃げることになるでしょう)、ただ特等席からの観覧者です。 そしてあっという間に焼き尽くされてしまいます。 昨日もちょっと書きましたが、阿蘇の外輪山は巨大な牧場(基本的に、木が生えていない草原はすべて牧場域)なので、野焼きをすることで新芽の発育を促し、人畜に影響のある害虫の発生を抑制しています。また、春に計画的に焼いておかないと、夏に突発的な山火事の原因ともなります。 ここは俺が日々食った晩飯を忘れないためのスペースなので、食ったものについても書いておく。 昨日は山を歩いたので日々の歩数は楽勝かと思ったら全然足りなくて、帰りに車でスーパーに寄ったらとても日々の歩数はこなせないと、いったん帰宅後歩いて買い物に行く。酒のアテ用の鶏からの総菜2個と、晩飯用に小さないなり2個とうどん麺を買って来たのだが、さすがに少し疲れがあったようでうどんまでは食えそうになく、在庫のナッツで酒を飲み、いなり2個と鶏から2個が晩飯になる。 そういうわけで今晩はうどん麺が余っていた。それとは別に鶏の切り身を買って来て別のメニューを考えていたのだが、結局うどんのだし汁(水220cc程度に減塩料理白だし10cc)に鶏肉2切れと余っていたしいたけを入れて煮込む。 出汁は取っていないが、鶏+しいたけが最強の出汁だろう。 かしわうどんというと九州では鶏肉をしょうがで甘辛く煮たイメージなので、これはあくまでも鶏しいたけうどんということで。 キャベツの角切りとプチトマトを並べて、在庫の減塩さけあらほぐしをご飯の友に使う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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野焼きの話を耳(目)にすると3月って気がします。
(2024年03月04日 23時54分31秒)
短い動画とは言え、火の動きがしっかりと分かるよね。
火は生き物だ・・・間違いなく手懐ければ大きな仕事をしてくれるけど、一歩間違うと容赦なく襲い掛かる。 そしてこの兄貴の後ろ姿、前の記事の時にも思いつつ書いていなかったけど、なんか良い写真だよね。 きっと兄貴も気に入った写真なんじゃない? ここに我が身を晒すことは、殆どないのに2回も使うなんて。^^ (kuni) (2024年03月05日 15時32分40秒)
サカエさんへ
そうそう、俺も3月のイメージなんだけれど、一昨年くらいからだったかな、阿蘇の野焼きは2月の最終日曜日に変わった。 と言っても、寒い時期なので、なかなか一発では決まらないけれど。 (2024年03月06日 06時50分35秒)
matsu-kuniさんへ
本当に火をなめてはいけないと思います。実際に阿蘇の野焼きでも数年に一回は悲しい事故が起きますし。 画像は単に輪地の説明をしたかったから。逆にボラ仲間はここの存在を知りませんが、この画像でバレてしまう。 (2024年03月06日 06時59分38秒)
相当な火の勢いですね~~
巻き込まれたらただでは済みませんね~~ (2024年03月06日 13時04分31秒)
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