オフミの温泉メロディ

ホワイトスネイク社にジョン・ロードとイアン・ペイスが加入！

なんだかベンチャー企業の主が一介の会社員だった頃上役だった人が、その会社倒産して新入社員で入ってきたみたいで・・と以前どこかの掲示板に書いたらファンの人にえらく怒られてしまったっけ（笑）。

イアンペイス、この頃もサウンド、フレーズともに精彩なし。
まあ、こうしたブルースロックで彼の持ち味を出すのは難しいですけれども・。

アルバム全体に音が大人しすぎ、ギンギン伝わってくるものがないように思うのですが、フリーに似たサウンドで味わい深い、と「初期の代表作」に推す声もあります。
皆さんの耳にはどんなもんでしょうか。
★★★☆

1.Fool for Your Loving

シングル・カットされ、ビッグヒットしました。

何の変哲もないリフだけど、何となく頭にこびりつき何となくイイという不思議な曲です。
絶妙のフレージングで歌うベースと、過剰なところのなくツボを押さえたギターソロが良かったのでしょうか。

2.Sweet Talker

パープルのSTORMBRINGERにこんな感じの曲がありましたぞ。
イントロ、メンバーの入り方が安直だな～。
グレン抜きの3期パープルみたいではあります。

3.Ready an' Willing

タイトル・チューン。これはグレンがいてもおかしくないようなファンクです。
ミッキー・ムーディのギターソロが良かった。

4.Carry Your Load

デビカバは本当、こういう曲が好きですね～。
じっくりと聴いているとじわじわいい感じになってくるというタイプのナンバーです。

5.Blindman

これなんか、ほら、Soldier of Fortuneに似ていて、ますます3期パープル。
でもじーっと聴いているとBAD COMPANYにも聞こえてくるから不思議。
ポール・ロジャースとどっちが上かな。

6.Ain't Gonna Cry No More

デビカバが、「このアルバム中最も気に入っている」と語る作品です。
途中曲調がガラリと変わり、力強いリフが繰り返される。
後半のツヤのある澄んだキーボと冴えたスライド・ギターが聴きどころでしょうか。
こういう曲はＺＥＰが好んで演りそうです。

7.Love Man

マディ･ウォーターズに曲を供給し、シカゴ・ブルースの黄金時代に一役買ったベーシスト、ウィリー･ディクソン。この曲は彼の出世作、「Hoochie Coochie Man」をヒントにデビカバが作ったＲ＆Ｂです。一種のオマージュですね。

8.Black and Blue

　ローディたちの陽気な歓声が聞こえ、酒場で聴いているような気分になります。
　途中のデビカバのキャン！がいい。

9.She's a Woman.

　イントロ、風変わりでよろしいです。
　ジョンロードのお陰でブルージーなボーカルにスペイシーなキーボという斬新な取り合わせが実現、このアルバム中では結構気に入っています。
　
　・・・次回はＩＮ　ＲＯＣＫについて書きましょうか。
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