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テーマ:洋楽(3384)
カテゴリ:洋楽(ロック・クロスオーバー)
オアシスは1,2枚目までの熱烈なファンが多いが、私は正直、どこがいいのかと思っていた。
とくにメロディの語尾がいつも同じ風なので、聴いていて「クサクサ」してくるのだ。 こういうことを言っているのは私だけのようだ。 私はオアシスと何か前世で因縁があるのだろうか・・。 いや、しかしそんな昔にはないぞ、オアシスなんか。 このアルバムでは突如悟りを開いたかのように音が複雑、高度になり、かなり上質なロックになった。サンプリングの多用も、このアルバムではなかなか効果的な方向にのみ作用している。また、ベースの演奏が格段と良くなっている。ちょっとジョンポールみたいである。 苦手なオアシスだが、曲によってはかなり入っていけるので★★★★。 1.Fuckin' in the Bushes 2.Go Let Out 3.Who Feels Love? 4. Put Yer Money Where Yer Mouth Is 5. Little James 6. Gas Panic! 7. Where Did It All Go Wrong? 8. Sunday Morning Call 9. I Can See a Liar 10. Roll It Over 1.では60~70年代の匂いぷんぷんで、ギターのフレーズで出しが「天国への階段」ぽくてニヤリとしてしまい、2.~6.でサウンドの質感が向上しているものの、メロディのワンパターン感でやや評価失速するが、でもまあ6の後半は良い。 7.ではこれまでになくメロそのものに新規性を感じさせる。これはリードギターにさらに緊迫感があると一層よかったか(ちょっとクラプトンみたいだけどね)。 8.はまたふりだしに戻ったように良くない。 9.はちょいワルなドラム良し!コキコキっとこね回すギター良し! 10.は非常に大きなスケール感のある曲で、このアルバムの白眉だろう。 イントロの幻想的なサウンドがすでにゴキゲンだし、後半、明らかにビートルズのCOME TOGETHERからいただいたギターと意識をふわーっと遠くに飛ばしてくれるようなコーラスが凄くイイ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 15, 2006 05:47:54 AM
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