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オフミの温泉メロディ

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Nov 27, 2007
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カテゴリ:東北以外の温泉
思い出に残る和風ゴージャス旅館 番外編その1は、函館湯の川温泉 割烹旅館 若松である。



この宿は素晴らしいのだが「和風ゴージャス」とまではいかないような気がするので、番外としたがいいところだ。

この宿を訪れたのはかなり昔(25年くらい前)。

旅行会社に函館近辺でどこがいいか尋ねたところ、その担当者は、絶対の自信をもってこの宿を勧めてくれた。

当時一泊15000円というのは、かなりの高額であった。

どんなに立派な宿なのかと思っていたら、非常に古びた感じの建物だったので唖然とした覚えがある。松田勇作風にいえば「なんじゃこりゃーっ!」である。

特に その当時は若気のいたり、ワビサビを知らない子供たちだったもので、どちらかというと鉄筋コンクリのビカビカの宿こそ立派だという価値観があったのです な。

確か玄関の脇の灯篭のような石から、熱湯がごぼごぼと吹き出ていたっけ。

中に通されると、思いのほか高級割烹風で、悪くないなとやや気をとり直す。
そして、私の気分は、部屋に通されたときに最高潮に達した。

な、なんとっ、目の前が大海原だったのである。

私は案内の女中さんに、「すっ、すごいっすね!この眺め」
とかなんとか言ったと思う。

女中さんは私の心理を読んでいたかのように、
「玄関だけ見て帰ってしまうお客様もいらっしゃるんですよ、ホホホ」とか
言ったと覚えている。

夕食は海の幸を最大限生かした懐石料理。これがバカうまであった。

そして朝食には朝目の前で捕ったイカをソーメンにしたものが供される。

風呂は、展望風呂なんかではなくて地味なものだったと思う。

今は素晴らしく立派な新館ができ、だいぶ様変わりはしたが、おそらく割烹旅館としての若松のポリシーは受け継がれているに違いない。
10年くらい前、家族で この若松に泊まろうとしたのだが、バルコニーに露天風呂が付いているという誘惑に負けて「湯の川プリンスホテル」にしてしまった。

眺望は期待を裏切らなかったが、料理などはそれほどいいもの ではなかった。やはりあの時、若松にしておけばよかったと今も悔やまれるのである。







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最終更新日  Nov 27, 2007 07:09:16 AM
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