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テーマ:温泉について(1675)
カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
私は昔、「鳴子は湯は最高なのに料理だけは絶対だめだよな~」と思っていた。
いい料理を出すところは鳴子に一軒もないのではないか?とさえ勝手に決めていた。 17年ほど前、「○すや」という宿に泊まったとき、「うなぎ湯」には大いに感動したものの、料理はうわべだけ飾りまくって中身は寂しい限りで「もう二度とここには泊まらないぞ」と決心したこともあったが、いまその宿は「楽天トラベル」や「じゃらん」などで知るかぎりでは料理の評判も悪くないから、代替わりなどして目覚しく進化したのかもしれない。 全体にかなりレベルアップしていることも考えられる。クール宅急便の普及も大きいかもしれないが、基本的に旅館の料理は、確実に「本物志向」になっている。 そして何年前かに泊まった老舗、「ゆさや」の料理もとても丁寧な美味しさがあった・・。 いまや鳴子はかつてのような「料理を期待できない温泉郷」ではなくなっている。 そして今回、料金を考慮に入れた場合、いや、考慮に入れないにしても鳴子NO.1はここではないか?という宿に出会った(全部の旅館と比較したわけではありません)。 それが大正館。 この玄関周りのデザインとか色調がいい。小さいけれどプレミアムな旅館ではないか?という印象を与えるのだ。 平日の夜に一人で泊まって10500円。 料金はミドルロー(勝手に安いコースを選んだだけか・・)だが、料理は支払った倍くらいの旅館のものと遜色ないものであった。 鳴子温泉 大正館<宮城県> ・・続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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