オフミの温泉メロディ

かねてより廃業の情報が広まっていた仙台ホテルであるが、ネット予約サイトなどでも、いよいよこのようなかなしいメッセージが出るようになった。

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159年間にわたり、仙台の街の発展と共に歩んで参りました当ホテルでございますが、慎重な検討を重ねて参りました結果、本年12月31日を持ちまして営業を終了させていただくこととなりました。
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仙台駅がこの場所にできる前から営業を営んでいたこの老舗が消滅するのは残念なことだ。
さらにこのホテルには「月の浦」という和食の名店があり、ここも今年いっぱいで消える運命にあるらしい。

今月１８日も父の１７回忌の帰りに会食をしたばかりだ。
ここで出される和食はどんなものでも間違いがなく、揚げ具合、煮物の味付けなど、和食のお手本と言ってもよいようなものが出されるので、母とのランチなどに重宝していた。







写真一番上の刺身膳は、２０００円ちょっとくらいのメニューだったか。（下２枚は別メニューのもの）本当においしい。
新奇を衒わず、時流に媚びず、フツーの和食を丁寧に作る・・こういう店は、ありそうであまりない。

この「月の浦」、ホテル廃業後もどこかに移転して営業しないのかと店の人に訪ねたら、この月の浦という店名も、ホテルの営業権と一括して譲渡されているので、この店だけ別に営業するわけにはいかないんです・・とのことだった。

惜しいことだ。１２月いっぱいまでの営業なので、その間、なるだけこの店に足を運んで、名残を惜しみたい。

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↓泣けますなあ・・

12月末までの残り少ない期間ではありますが、ご愛顧頂きました皆様への感謝の気持ちを込めまして、

「皆様に愛され続けて159年　最後のおもてなし仙台ホテル」

として、最後のおもてなしをさせて頂きたいと存じます。
仙台ホテルの名に恥じぬよう社員一同精一杯努めてまいりますので、是非、
足をお運びいただけますようお待ち申し上げております。
尚、宿泊のご予約は12月31日 １２：００チェックアウト分まで承っております。

仙台ホテル