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2014.12.12
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カテゴリ:時事問題

 國分功一郎氏の文章:総選挙2014「亡命はなぜ難しいのか」を読みました。 

 これは、手塚治虫に漫画『アドルフに告ぐ』でリアルに描かれている「亡命の難しさ」をもとに現在の日本について述べたものです。

 なぜ「総選挙」で亡命の話? 

 不思議に思ったのは私だけではないと思いますが、読んでみて納得しました。

 主人公は第二次世界大戦をはさむ数十年を生きた一人アドルフ・カウフマン。

 ヒットラー・ユーゲントを養成するドイツの学校で努力して優秀な成績を収め、当時彼らに任されていたユダヤ人狩りの仕事にも熱心に取り組んでいたアドルフ。美しいユダヤ人の少女、エリザに激しい恋心を抱いたアドルフは、彼女には生き延びて欲しいと考え、命がけで、エリザとその家族を国外逃亡させる計画を練る。

 しかし・・・ と物語は展開していきます。 

 この物語に関連して國分功一郎氏は次のように述べます。

 「少しずつしかおかしくならない社会の中で、最終的な破局が起きていないにも関わらず破局を想像することなど困難に決まっている。日常生活の中でそれを想像するためには、かなりの知力と知識がいる。」

 「こんな話をしたのは、確実に何かが次第におかしくなってきているが、日常は続いているというこの状態がまさしく今の日本に当てはまると思われたからである。私はいま、日本が少しずつおかしくなってきていると感じている。現在の政府は、この1年あまり、歴代の日本政府であれば「さすがにそこまでやるのはマズイ」と判断して自制したであろう政策や法案を次々と実現させている。しかも、マスメディアに圧力をかけ、広告代理店の知識を使って世論を導き、政府批判が忌避される雰囲気を作り出している。(・・・)」

 実に説得力ある文章だと思いました。

 ぜひ、ご一読を。 

 世論誘導している政府の数字とは異なる数字もご覧ください。

 なお、私自身はリンク先の政党を支持しているわけではありませんが、「原子力村」を構成するマスコミ(とりわけフジサンケイグループ)による「民主党政権たたき」のあまりのひどさに辟易した(している)一人です。

 自然エネルギーの固定価格買い取り制度見直しに関するマスコミ報道も、「相変わらず原子力村だな」と思わせるものでした。

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