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カテゴリ:震災、原発事故
東京電力福島第1原発事故で、当時の首相官邸が「炉心溶融(メルトダウン)」の言葉を使わないよう東電に指示したと推認されるとした東電の第三者検証委員会の報告書を巡り、当時官房長官だった民進党の枝野幸男幹事長は17日、報告書の内容に強く反発した。参院選応援で訪れた福島市で「指示したことはない」と関与を全面否定した。
【図解】東京電力が炉心溶融を認めるまでの経緯 枝野氏は記者団に対し「(報告書で)東電社長と面談したとされる3時間前、(官邸での)記者会見で炉心溶融の可能性に言及した。(その後に使うなと指示する)こんな矛盾はない」と強調。検証委は東電関係者への聞き取りしか行っていないとし「独立性に疑義がある」とした。 枝野氏は「東電や検証委の弁護士に対して法的措置も含めた対応に着手する」と説明。「恣意(しい)的な報告は選挙妨害の疑いがある」と語った。 〔以上、河北新報 6月18日(土)12時29分配信 〕 「第三者検証委員会の報告」(しかも、炉心溶融隠ぺいの責任は民主党政権にあったといわんばかりの報告)がなぜこのタイミングで、と思ったのは私だけではないでしょう。仕掛け人は誰でしょうね。 少なくとも、原発震災という状況下で安倍晋三が当時の菅首相を攻撃するデマ情報を流し続け、危機と混乱を拡大すると同時に、自分たちの責任の隠ぺい(責任転嫁)を図った事実は疑いえないと考えています。(過去記事にリンクを貼っておきます。) 原発事故 なぜ検証が必要か? 私は、このように無責任で厚顔無恥な言動を忘れることができません。 もっとも、現首相の厚顔無恥はこの時だけではありません。去年、「安保法制成立」後に京大の有志が発信したメッセージにも強い共感を覚えています。ぜひ、ご一読を。 というより、メッセージ画像を見ていただいたほうがいいですね。 にほんブログ村 〔 「しょう」のブログ(2) 〕もよろしくお願いします。生活指導の歩みと吉田和子に学ぶ、『綴方教師の誕生』から・・・ (生活指導と学校の力 、教育をつくりかえる道すじ 教育評価1 など) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.17 20:07:51
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