カテゴリ:ラジオ・受信機
手許にネタがある限り、何かやらずにはいられないオタクの性か(^_^;)、今日は夕方からソニーのTFM-8100WAに手を付けてしまいました。これがもう想像を絶する整備性の悪さで、修理や整備を拒絶しているとしか思えん
(-.-#) が、しかーしですよ、これで引き下がってはオタクの血が許さないので継続していますと言いつつ、さすがに今日は止めましたが。筐体のバラし工程はすっ飛ばして省略しましたが、同じ事をやる人はつまみを全て外し、見えるネジを全部外して下さい。これがスタートですので、ここでつまずいた人は諦めるように\(_ _ ) 少しバラシを進めた状態からご紹介します。こんな部品が付いてるよと言う記録画像ですね。 基板を外すためにはバリコンのハンダ付けを外せと書いてあり、どうやるんだと思い英文サービスマニュアルを必死に見たら、なんとダイヤルスケールの背景板をドライバーか何かで押し出せと書いてありました。両面テープが劣化していたので簡単に外れました。 下がその状態です。 ここからハンダ吸い取り器とハンダごてで配線を外した状態が下の画像です。既に表側(この画面で言う裏側)は2箇所のハンダ付けを外しています。 何とか基板を外しましたが、元通りにする自信がちょっと無くなってきた(汗) シールド板は随分綺麗ですが、ケイグ赤で拭くとこんな感じになります。 ちょっと部品交換を始めたところです。 作業を中断した時点で交換した部品は以下の通り。先が長いんです。 外したトランジスタの脚は見事に黒くなっています。酸化?硫化? 劣化しているのは三菱製の2SC710だけかと思ったら、ソニー製の2SC633A(AFアンプ部に使われています)も真っ黒でした。基板から外すときに黒いのが落ちるので画像を見ると真っ黒には見えませんが、最初はほぼ真っ黒けの状態でした。 劣化の定番2SC710もご覧の通りですが、下地が黄色く見えるなぁ。 では5/4時点の記録画像です。 正直言ってオーディオ用パーツをバンバン使う気は無いのですが、汎用品がなくなってしまいました(^^ゞ 以下、赤丸部分は交換した部品です。2SC710 → 2SC1675へ交換しています。 下の画像はAFアンプ部で、2SC633A → 2SC1815-GRへ交換しました。 シールド板の中以外は、大体交換を終了したかな? あ、そんな事は無いな(^^ゞ 下は修理や整備を拒絶している証拠です。左側のピンク丸は中波帯の局発コイルです。後の2つはFMではなくVHF帯関係のコイルですね。 最後は本機のスピーカーですが随分綺麗な状態を保っていますね。センターキャップが少し潰れていますが、犯人は私です。 スピーカーの裏側です。これも専用スピーカーっぽいなぁ。 そして本当の最後は、本機のダイヤルスケールでダイヤルカバーに印刷されています。こうなるとバリコン最大容量時:?KHz、最小容量時:?KHzとかマニュアルへ書いてくれないと調整出来ないだろ思ったら、書いてありました。中波帯は520KHz〜1680KHzで調整するそうです。あ〜、結構疲れましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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