※末尾にドレイン-ソース互換性について、追記しました。
表面実装のJ310はOn-Semiconductor製やVishay製などがあるのを知っていましたが、脚の配置が2SK520と違うので使いにくいよなぁと思っていました。
1枚目の画像が2SK520の脚配置です。
2.On-SemiやVishayなどの脚配置は2枚目画像の通りで、2SK520とはドレインとソースが入れ替わっています。
そんなわけで使いづらく、調べると2SK520の代わりに3本脚のJ310をつけた方などがいらっしゃいますね〜。
まあ何かないのか?と思って調べていたら、InterFETという接合型FET専業メーカーのSMPJ310というのを見つけました
Mouserで扱っていてやや高めですけど、足の配置はバッチシです。
下の画像がSMPJ310の脚配置です。探せばあるもんだと思った次第ですよ。
追記します。
FAIRCHILD製MMBFJ310のデータシートには、”ソースとドレインには互換性がある”と記載されているので、脚の配置が逆でも問題ないかもしれません。2SK125の話ですが、KENWOODのTS940で2SK125のドレイン-ソース逆付けを解消したら、受信特性が変わったという記述を見たので、正しく電極を設置するのが良いのではないかと思いました。
もちろん310シリーズと2SK125のSiチップは完全同一構造ではないでしょうから、電極逆接に対する許容度は違うでしょう。