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ゲニウス・ロキ

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Mar 20, 2009
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カテゴリ:観光

これから桜の季節ですね。ぼくの生まれ故郷ってのが、京都の嵐山になるんですが、桜の名所としても有名です。修学旅行で訪れただとか、卒業旅行で友人と。なんて話もよく聴きます。女性の一人旅も多いですね。

プラっと神社仏閣を、仕事の合間に訪ねたりすることもあります。車をキュウッと停めて、仕事の緊張感を、清涼な空気の中にそっと解き放つのです。
こういうところはまた、京都の非常に良いところだと思いますね。

またよく観光客の方から、カメラをせがまれる事もあります。ぼくは学生時代に、ユーラシア大陸を放浪した経験があります。十代の頃に、戦場カメラマンに憧れて、あちこち旅をしたものです。だからカメラを握りしめると、青春時代に温めた、胸の疼きがズキっとくる。

何しろ一時期、熱病に浮かされたようにピューリッツァ賞を取りたいと思ってた。それも十代で取りたい。世界を舞台に活躍したい。今から考えるとあれはなんだったんだろう。そう思うこともあるんですが、若さとは、畏れのない情熱なのだと思うのです。

今じゃどこにでもいるしがないサラリーマンですが、なんだろう。過去に何の後悔もないし、現在の生活に程よい満足感すら抱いてる。この道を歩いてきて良かった。それが経験を積むということなのだと、今となっては思うわけです。

ところで桜の話に戻ると、やっぱり京都は盆地であることが特徴で、この地形は京都人の気質に大きな影響を落としているのではないか。そう思うこともしばしばです。

例えば出張などで、隣の福井県などへ車を走らせます。季節は冬です。まあ、京都の市内じゃ雪は降ってなくとも、高速のインターをおりて福井市内へ入ると、雪とアイスバーンが待っていたりするわけです。

しかしその客先で、京都人がまず強調するのが、「京都の冬は寒いね」これです。この京都の底冷えの寒さ自慢だったりするわけです。
京都は街ごと一つ「庭」。もしくはミクロコスモスだったりするわけです。外界と隔てられた特別な地。これが京都人の矜持を作り出しているわけです。

その辺りを踏まえて、ぼくが一押しする桜の名所は、実相院。ここにはその京都らしい相貌を備えた、庭があります。そして一つの世界が表現されています。だた一つという但し書きで言うなら、是非この雄大な枯山水の石庭に咲く、紅枝垂桜と山桜を見に行ってみて下さい。





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Last updated  Mar 21, 2009 06:36:13 PM


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