■小説「どん底塾の3人」あとがき
■小説「どん底塾の3人」あとがき営業マンから、悩みを聞く機会が多い。何とか応えてあげたい。ある日ひょっこりと、亀さんが現れた。「おれを使えよ。営業魂が完全燃焼しないまま、うずいているんだ」 亀さんは、そう訴えかけてきた。私は亀さんに熱血指導をしてもらうことにした。見回すと、3人のどん底パースンがいた。 海老原浩二は、孤独だった。まったく上司の指導がなく、営業の基本を知らない。大河内雄太は転職したものの、業績が低迷していたままである。加納百合子は配置転換か退職のはざまで、不安定な状態にいた。私は3人の指導を、亀さんに託すことにした。長い間のご愛読に感謝いたします。次回からは執筆中の『ビリーの挑戦』(仮題)をお届けさせていただきます。シナリオ形式で最下位営業チームを全国一にした、新任リーダー漆原清明の活躍を描いています。9割は実話ですので、臨場感のある作品になっていると思います。