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カテゴリ:TV・ドラマ
2001年に放映された、野島伸司脚本のテレビドラマ
「ストロベリ-・オンザ・ショ-トケ-キ」 窪塚洋介のカリスマ性が空気を支配する、はりつめたドラマです。 音楽教師(石田ゆり子)に恋をした窪塚は、わざと留年を繰り返し、学校に残る。 昼休み、彼女が来ると確信して音楽室でピアノを弾く窪塚。 その姿を、向かいのビルの屋上から、雨が降るのもいとわずじっとみつめる深田恭子。 その深キョンに、そっと傘をさしているタッキー。 タッキーの愛を応援しながら、ほんとはずっと慕っている内山理名。 誰もが自分の望む愛を得られず、その人の愛の成就をじっと支える。 そして石田ゆり子は? 「彼の才能の邪魔をしたくない。私は凡人。背伸びしてはりあっているけど、 ほんとはついていくのが精一杯」 その昔、会うと約束せずに夏休みの教室でじっと待った日々。 背伸びして、借りた本を読みまくった。半分もわからなかった。 でも、絶対さとられまいと、生意気な意見をこしらえた。 そんな思い出をカタチにしたいと思ったこともあったけど、 このドラマを見たら、これ以上のものは作れないと感じた。 アイドルやタレント集めただけのドラマじゃないか?などと食わず嫌いせずに、 機会があったら、ぜひ見てみてください。 美しくて、哲学的な、若い愛の物語です。 いいドラマは、何度見てもステキです。 サントラには、昨日ちょっと出てきた「ABBA」の名曲が 効果的に使われています。 *2006年7月14日のMixi日記をもとに書きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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