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カテゴリ:日本映画
朝日新聞に連載されている三谷幸喜のエッセイ。
この前は、今オフブロードウェイで上演している 「トーク・ライク・シンギング」のために アメリカでの就労ビザが必要になったことに関して書いている。 アメリカ大使館に就労ビザをもらうための面接に行く三谷。 警察での取調べのような雰囲気なのかとビビッていると…。 若い面接官は、こう語りだした。 「私は昔クアラルンプールに住んでいました。 当時の私の心理状態は最悪でした。 そんなとき、私はフラリと映画館に入ったのです」 そのときかかっていた映画は「Welcome back, Mr. McDonald」。 それは、「ラヂオの時間」の英訳タイトルなのだ。 「このコメディ映画を見て、私は立ち直りました。 以来、三谷さんの映画は全部見ています。 『Magic Hour』サイコー!」 三谷幸喜より、面接官のほうが身の上話に花を咲かせた面接だったようだが、 「クアラルンプールで上映していることすら知らなかった」三谷も、 自分の作品で誰かの人生が明るくなったと感謝されて、 本当に作者冥利につきたとのこと。 いい話だ~。 そして私は意を強くした。 やっぱ三谷映画は「ラヂオの時間」と「マジック・アワー」なのである。 この2作品は、笑いの金字塔にして、世界水準です。 今週末のスマステには、 慎吾くんと三谷さんとが生放送でニューヨークから出演しますよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.17 23:59:01
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