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gamzatti

2009.12.09
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カテゴリ:太宰治
三鷹市は、市制施行60周年プレイベントとして、
生誕100年記念写真展 太宰治の肖像
を、12/23まで、三鷹の芸術文化センターでやっているそうです。

トンビを着てうつろな目をしている太宰の顔、顔、顔。
手酌で酒を飲んでいるところ。
その背後の障子はどこもかしこもアナが空いている……。

ちょうど「ヴィヨンの妻」の頃ですかね。
終戦後、三鷹に住んでいた太宰。

「人間失格」の文庫についていた奥野健男の解説に、
太宰は人間としての人生は、
27歳のときに終わったと自分で思っていて、
そこから先は、ただ作家として生きてきた、
そしてそのいきさつを、
「人間失格」ですべて吐き出して、
もう思い残すことがなかったから自殺した、
それが、40歳のときだった、と書いています。

だから「人間失格」のラストは
「自分はことし、二十七になります。
 白髪がめっきりふえたので、たいていの人から、四十以上に見られます」
と結ばれている、と。

この解説を今読んで、それから当時の写真を見ると、
また今までと違った感慨が湧いてきます。

どす黒い「自分」を内包しつつ道化を演じていた若いとき、
その「自分」を飼っていたところは空洞のまま、
道化だけで生きようとしたその後。
太宰の「本当の自分」は、誰にも理解されぬまま、葬られていたのかもしれない。
だから
「死のうか」ってすぐなっちゃうんですよね。
お前は既に死んでいる、状態なんだから。

写真の中に閉じ込められた太宰の瞳にうつっているものを
また追ってみたくなりました。

*昨日、アクセス数が30万を超えました。
 みなさん、いつもありがとうございます。
 もうすぐブログ開設3年になります。

文化センターでは、本日12/9、
「ヴィヨンの妻」の朗読会もあるそうです。
(事前申込みが必要のようですが、関心のある方は問い合わせてみてください)









Last updated  2009.12.09 09:01:01
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