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カテゴリ:感動したこと
先日83歳と89歳の二人の女性が同日に入院した。二人とも認知症で最近ものを食べなくなったという。胸部CT検査で肺炎があり、抗生物質の治療でそれはよくなったがもとより会話はできないし自分で動くこともできなくて食べるようになるのは無理のように思えた。家族は胃瘻などの延命治療は望まないという。頭のCT検査では二人とも脳萎縮が相当進んでおり脳機能改善は難しいと思われた。
現在は大抵の病院に理学療法士が配備されているので嚥下訓練や褥瘡予防のためにリハビリをお願いした。彼らは実にきめ細かく体位を変えてくれたり食事が食べられるように訓練をしてくれる。その結果殆ど無理と思われていたのに二人とも口を開けて何とか食べられるようになったのである。しかし89歳女性の方は、胃瘻を造らないでそれだけで栄養を確保するのは無理だが83歳女性の方は何とか経口摂取で栄養が賄えそうである。いつも思うが彼ら理学療法士の力は偉大だ。認知症で終末期を迎えようとしている人達に辛抱強く優しく対応してくれて僅かに残っている力を引き出してくれて元気にしてくれるありがたい人たちだと思う。いつも心から感謝している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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