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今が生死

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2018.04.02
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カテゴリ:感動したこと
先日83歳と89歳の二人の女性が同日に入院した。二人とも認知症で最近ものを食べなくなったという。胸部CT検査で肺炎があり、抗生物質の治療でそれはよくなったがもとより会話はできないし自分で動くこともできなくて食べるようになるのは無理のように思えた。家族は胃瘻などの延命治療は望まないという。頭のCT検査では二人とも脳萎縮が相当進んでおり脳機能改善は難しいと思われた。
現在は大抵の病院に理学療法士が配備されているので嚥下訓練や褥瘡予防のためにリハビリをお願いした。彼らは実にきめ細かく体位を変えてくれたり食事が食べられるように訓練をしてくれる。その結果殆ど無理と思われていたのに二人とも口を開けて何とか食べられるようになったのである。しかし89歳女性の方は、胃瘻を造らないでそれだけで栄養を確保するのは無理だが83歳女性の方は何とか経口摂取で栄養が賄えそうである。いつも思うが彼ら理学療法士の力は偉大だ。認知症で終末期を迎えようとしている人達に辛抱強く優しく対応してくれて僅かに残っている力を引き出してくれて元気にしてくれるありがたい人たちだと思う。いつも心から感謝している。





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Last updated  2018.04.02 23:17:05
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 Re:理学療法士に心から感謝(04/02)   かんぼう さん
先日83歳と89歳の二人の女性が同日に入院した。二人とも認知症で最近ものを食べなくなったという。
こうした高齢者のお世話をしているんですね。ご苦労さん。
国が今しなければいけないのは高齢者、少子化問題、愛国心を育む国づくりですがとてもとてもそんな政策は無いですね。逢ってもお漏れの政策ですね。
今の政権は国を滅ぼす方向に舵を取っていますね。
高齢者のお世話は貴方方の様な病院にお鉢が回ってくるんですね。
私たちが貯めた年金額が110兆円を超えていますが国民の年金支給額が増える処か゚このたまったお金で株を買っている。
今の政権に清き一票を入れない賢い有権者が増えないと国は滅びます。貴方方のような仕事をする人が増えますね。 (2018.04.03 09:27:47)

 国の政権に望むこと   楽天星no1 さん
かんぼうさんへ
[国が今しなければいけないのは高齢者、少子化問題、愛国心を育む国づくり、年金等]

この中でも特に高齢者のリハビリに対する政策を検討して頂けたらと思っています。現状では脳卒中後急性期を過ぎたら早期にリハビリ病院に移らなくてはならず、そのリハビリ病院は6か月と決められています。私の姉もリハビリ病院で訓練を受けて介助してもらえば歩けるまでなりましたが6か月したら国の政策ですからとその病院を出されてしまいました。その後はそのような専門的訓練はしてもらえないので元に戻ってしまい寝たきりになってしまいました。リハビリ専門病院で6か月といわずその後ももう少し歩けるまで置いてもらえたらと切実に思いましたが、お金には限りがあるので6か月という期限をもうけないと財源が破たんするとのことで仕方ないのかなと思ってきました。しかしもう少しで歩けるまでになった時に中断しなければならないのはつらすぎます。6か月以後も自己負担すれば置いてもらえるとか軍備に使う金を医療費に回して最大10か月までいられるとか政策を変えてもらいと切望しています。 (2018.04.03 13:26:50)

 Re:理学療法士に心から感謝(04/02)   ふーみん* さん
ありがたいことですね。
ホント、感謝です。
いずれ皆死んでいくのですが、其の死に方ですよね。
充分に手を尽くしていただいて、本人も家族も納得できるかどうかだと思います。
その途中で病院を追い出されては堪りません。
いいお仕事をされていると思います。
ご自身のお体も大切になさってください! (2018.04.04 11:20:57)

 いずれ皆死んでいきますが・・・   楽天星no1 さん
ふーみん*さんへ
【いずれ皆死んでいくのですが、其の死に方ですよね。
充分に手を尽くしていただいて、本人も家族も納得できるかどうかだと思います】

いずれ死んで新しく生まれてくる人にバトンタッチしていくのですが、その最後はできるだけ楽しく過ごしてもらいたいですね。
寝たきりになり全く認識力もなくなった植物人間に対する延命治療は控える方向で行政は指導しており、それはいいと思いますが、まだ多少認識力もあり、手足が動かない人達に対するリハビリ期間は6か月と限定しないでもう少し融通を利かしてもらいたいと強く願っています。
(2018.04.04 13:58:37)


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