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今が生死

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2022.02.07
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カテゴリ:感動したこと
小林陵侑選手(25歳)がジャンプのノーマルヒルで24年ぶりの金メダルを獲得した。高校3年の時レジェンド(伝説的人物)葛西紀明氏(現在49歳)に見いだされ葛西氏のチーム(土屋ホーム)に入り訓練を受けてきたが最初は結果が出なかった。
しかしピョンチョンオリンピックで入賞できた頃から頭角を現しその後世界選手権で何度も優勝するようになり、今回見事にオリンピックで金メダルを取った。
優勝会見で小林選手は喜んでいたが涙はなかった。土屋ホームの監督兼選手の葛西氏は感動のあまり涙を流して泣いていたのが印象的だった。葛西氏は8回オリンピックに出てそれなりの成績を残してきたことがレジェンドと言われる所以だが個人では銀メダルが最高で金メダルは取ったことはない。
自分がスカウトして一緒に戦ってきて最初の頃はいい成績をあげることが出来なかった小林選手が金メダルを取ったことは自分も金メダルを取れなかっただけに2重の喜びで感情が抑えられなかったのだと思う。心からおめでとうを言いたい。
本日のスピードスケート1500mで満を持して金メダルを狙っていた高木美帆選手が0.5秒の僅差で惜しくも銀メダルになってしまって落胆した様子が痛々しかったが、金メダルを取ることが如何に難しいかを改めて思った。
金メダルを取った小林選手と葛西監督の子弟コンビの快挙に心からお祝い申し上げると同時に金メダルは取れなくても力一杯頑張っている高木選手はじめ選手の皆様のご健闘に感動を頂いている。残りの日程でも全力を尽くしてもらいたいと思う。





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Last updated  2022.02.07 21:41:33
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