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テーマ:努力(18)
カテゴリ:感動したこと
玄関で咲いている白い山茶花
今日の新聞で全盲、聾唖の東大教授(バリアフリー学、障害者福祉学専門)がいることを知った。 その人は福島 智さん(60歳)で昭和37年兵庫県生まれ、3歳で右眼、9歳で左眼を失い、18歳で聴力を失い、全盲で全く耳が聞こえない青年が母親が考案した指点字法で勉強して昭和58年(21歳)に東京都立大学に合格して、卒後は金沢大学助教授などを経て平成20年(45歳)に東大教授になった。 その過程が映画化され11月4日から全国で順次公開されているとのことである。その映画の題名は「桜色の風が吹く」でおそらくお母さんと手を取り合っての戦いが中心に描かれているのではないかと思う。 全盲、聾唖者が大学教授になったのは世界初とのことだが、全盲、聾唖者が大学に合格したのも初めてではないかと思う。点字の教科書もあるのだと思うが音も聞こえないのだから並大抵の苦労ではなかったと思われる。お母さんとの辛抱強い二人三脚で見事な花を咲かせたものだと思う。 70歳代と80歳代の全盲の方をリハビリで受け持ったことがあるが、二人とも耳は聞こえたので何とかコミュニケーションは取れたがその両方が失われたとなると大変だったろうなと思う。そのコミュニケーションに指で患者さんの手に合図を送る指点字を発明したお母さんの偉大さを改めて思った。 何時かその映画が山梨で公開されたら観に行こうと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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