お昼に清澄白河に来ている。となれば、『深川めし・深川丼』。
■■深川丼■■
深川丼(ふかがわどん)とは、飯の上に、アサリやハマグリとネギなどの野菜などを煮込んだ味噌汁をかけた丼のこと。
深川めしはアサリやハマグリを炊きこんだご飯。
隅田川の河口あたりは、アサリがよく取れたことからきているらしい。
江戸時代末期に江戸深川の漁師が食べ始めたのが由来といわれている。
清澄庭園から現代美術館方面へと抜ける深川江戸資料館通りには数軒の店がある。
「丼もの料理のそばバージョン」を食べ歩いているので、『深川丼』のそばバージョン・『深川そば』を出している店へ
【手打蕎麦 深川日吉屋総本店】 江東区白河2-3-14
紹介ページ、
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
事前知識は『深川丼』とともに『深川そば』もやっているくらいだったので、お店の佇まいから普通の町場のおそば屋さんだと思っていたが大間違い。
以下、
などで調べて分かったことや感想は
黒字で記す。
12時15分頃に店の前に到着したが、なんと、「準備中」の札。
日によって開店時間にバラツキがあるようだ。
また、不定休でやっていないことも多いらしく、休日に営業していれば行列もできるみたい。
しばし、近辺を散策し、12時半過ぎに開店待ちのカップルが入店するのを見て私も入店。
飲食店で12時半開店なんて信じられない。
店に入ってすぐ驚く。えっ、自家製粉・石臼挽きの手打ちなの?
そば粉の産地にもこだわっていて、今日は戸隠産だとか。
大正6年創業。店内は出前膳などもあり、昔からの出前もやる普通のおそば屋さん風情。
こあがりは段差があって、ちょっと変わっているが。
関東大震災、東京大空襲で店は2度焼け、現在の佇まいは戦後のもの。
お品書きを見て、ちょっと驚く。うどんはやっていないんだもん。
そばは二八と十割の2種類あったようだが、今は二八だけなのかしら?
冷たいそばには表記されているが、温かいそばには表記されていない。
他の客が注文した冷たいそばを見てびっくり。
西伊豆産の本山葵と鮫肌おろしがあって自分で擦りおろし、そして岩塩も出ている。
『深川丼』はごはんと汁が別々に供されて自分でかけるスタイル。
近隣の漁師に聞いて、昔の味を再現したとか。
目当ての『深川そば』\1,400をいただいた。あさり、ネギがたっぷり
あさりの旨みいっぱ~い。おいしいね。
そばは玄そば挽きぐるみで色が濃く、田舎そばっぽくて多少短め。
あさり汁の風味が勝るがおいしいそばだね。
お店の佇まいとは異なってポットで供されるそば湯は茹で湯そのままかな。
おいしかった。
「食べログ」ではたいして評価されてないけど
いろいろと試したい店で再訪しよう♪
店頭の看板を見ると、うっすらと昔のお品書きが見える。
うどんもあるし、ごはんものも多数あって出前もやっていたのを、3代目に代替わりした時に本格的な手打ちそば屋に変わったのかな?
ごちそうさまでした~
【関連ブログ:深川そば】
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2011年6月2日:総本家 更科堀井@麻布十番で『深川そば』
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2009年6月5日:小諸そば@新越谷駅で『冷し深川そば』
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