【特集:郷土料理のそば】の第37回目としていただくのが、以前、
備忘録で書いた 栃木県の那須塩原・大田原などで食される『ひたしそば』
こちらのブログにうまくまとめられているので、冒頭の部分を引用させていただく:
「
ひやし・ひたしとは?
旧大田原市、旧西那須野町、矢板市などでよく見られるそば・うどんの食べ方。
熱い汁に冷やした麺を付けて食べるのが特長。かき揚げ天ぷらや天かすを付け合わせと
することが多い。店により「ひたし(浸し)」や「ひやし(冷し)」と呼ばれるが基本的に
どちらも同じ物。麺は丼に盛られていることが多い。」
5月21日放送のテレビ東京「
出没!アド街ック天国」は「栃木 大田原」を扱ったのだが、その
ベスト11で登場したのが『
ひたし天蕎麦』
「
大田原のローカルフード。かつて、出前の蕎麦が伸びないよう、麺とつゆを分けたのがはじまり。
冷たい蕎麦を、かき揚げ入りの熱々のつゆにひたして食べる、ちょっと変わったスタイルのつけ
蕎麦。市内の5軒の店でいただける。」
として、【さかえや 野崎店】さんとこちらの店が紹介された。
【すゞや食堂】 栃木県大田原市紫塚1-6-15
紹介ブログ1、
紹介ブログ2、
紹介ブログ3
創業48年で、番組に出演した大田原出身のU字工事のふたりも常連。
番組では、
”手打ちうどんと蕎麦のお店。蕎麦は二八。かき揚げには玉ねぎ、人参、ほうれん草が入っている。ひたし天そばの大盛りは、蕎麦が1キロ。つゆに浸ったかき揚げもいい具合。店の前にある大田原高校の学生にも人気のお店。” と紹介されている。
11時半の入店時点ではまだまだ空いていたが、やがて、この広い店内が埋まっていく。
席を確保し、奥に進んで注文し、テーブル番号を伝える。後払い。水セルフ。注文品の上げ下げはやってくれる。ちょっと変わったシステムだよねw
お品書き(裏面)。こちらにテーブル番号があるでしょ。
お品書き(表)。目当てはもちろん「ひたし」。いくつかのバリエーションがある。
今日はそばだけにするが、そば・うどん相盛りの「ミックス」も可能で人気のようだ。
いただいたのは『ひたし天ぷらそば』\650。
普通盛りにしたが、大盛りはデカ盛りファンが喜ぶ量(1kg)というから恐れ入るw
平打ちの短めなそばを熱々のつけ汁につけていただく。ふふふ、素朴な味わいで美味しいね。
なんというか、
「ハレ」と「ケ」のうち、「ケ」の美味しさかな?
特別なものとしていただくんじゃなくて、普段使いの店で馴染の味を楽しむ感じ。
かき揚げが最初から汁に浸っていて柔らかくなっている。
横浜の平沼にある【角平】さんも独自に考案したようだが、名物の『つけ天』も同じ食べ方だね。
この地方では、天かすも『ひたし』で食べるので『冷やしたぬき』が東京人の想像するものと異なるのもおもしろい。
写真は撮り忘れたけど、そば湯もいただいた。ごちそうさまでした~
【関連ブログ】
■
2014年7月23日: かどや@西那須野で『冷やしたぬきそば』
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2011年7月04日: 角平@横浜で『つけ天』
※ 【特集:郷土料理のそば】の一覧ページはこちら。
※ 栃木県のおそば屋さん巡りの履歴はこちら。
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2022年2月11日追記:
2022年2月4日放送「マツコ&有吉かりそめ天国」(テレビ朝日系)でU字工事さんが紹介。
アツアツうどんの上に冷たいそば!? U字工事「1キロ余裕」「日本一うんまい」