久々の【ゆで太郎】さん。初訪の新橋赤レンガ通り店を訪れた。
ホントは目当ての品があったのだが...
【ゆで太郎 新橋赤レンガ通り店】 港区新橋5-7-14
ゆで太郎システムHP、
信越食品グループHP
他店で書いた紹介文を編集(つぎはぎしたので かなり冗長
):
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3大立ち食いそばチェーン(【ゆで太郎】、【富士そば】、【小諸そば】)のひとつ。
「挽きたて」
「打ちたて」(注)「茹でたて」が売り。
【ゆで太郎】は、【信越食品株式会社】が関東地方に展開している店舗と、FC展開を目的とする【株式会社ゆで太郎システム】が運営している店舗がある。こちらの店は前者。
その他に、雑食系ロメヲタの
ばかぼんさんが見つけた情報によるとFC傘下と思われる【
(株)リラフル】のような企業も展開している。
「
立ち食いそば手帳 名店120 首都圏編」で西五反田本店が紹介されていて、創業20周年の2014年に150店舗を達成し、2017年1月時点で183店舗、2020年までに300店舗の展開する成長戦略を持っている。
また、2014年8月11日の
zakzakの記事によれば、【信越食品】と【ゆで太郎システム】の社長2人の信頼関係が業績伸長の礎とのこと。
・ともに、元【ほっかほっか亭】のFCオーナーでやがて独立
・【信越食品】社長が先に【ゆで太郎】を創業していた
・【ゆで太郎システム】社長がシステムを整え、マニュアル化してFC店展開に成功
比較的新しい情報源をふたつ掲載する
◆日経トレンディ No.433 2018.6月号 「外食」ランキング+100均100
Part3 業界別・外食チェーン勢力マップ&誰もが得する”裏ワザ” 立ち食いそば編より
・売上高 105億円。197店。
・実は3大チェーン最大規模、FC展開も導入。94年に信越食品が創業。1号店は東京・八丁堀
の湊店。04年からゆで太郎システムとマスターフランチャイズ契約を結び、ゆで太郎
ブランドの店舗を2社で運営する。
・打ち出したのは”本格路線”。打ち立てのそばを提供するために各店舗に製麺機を導入。
スペースの都合などから設置できない場合は、近隣店舗で製麺したものを運び込む。
・そば粉の割合を50%以上にする。注文を受けてから麺をゆでる。
◆飲食店経営 2018年9月号 「チェーンと三大そばから見る そば業界最前線」という特集で
「立ち食いそば市場のキープレイヤー【ゆで太郎】の強さの秘密に迫る」(p16-p17)
・(株)ゆで太郎システムの直営1号店は西五反田店。
・店舗数を順調に伸ばし続け、18年6月に熊谷市の行田バイパス店で200店舗を達成。
・教育体制を中心に社内体制を見直し、さらなる成長を見据えている。
・都内ではターミナル駅などの周辺に出店しているが、地方に行くほどロードサイド店。
地方都市に1店舗だけしか展開していないエリアも少なくないが、本部から原材料を
送って店舗営業ができ、原価率も25%で稼げて柔軟な展開が可能。
・暖簾分けを活用して独立する社員が多い。2年で完全に買い取れるシステム。
社員のモチベーションが驚くほど高いのが店舗拡大の原動力となっている。
キラーコンテンツ:
『もり』\320。そば粉の比率は55%、ゆで時間は1分半ほど。こしがあり、のど越し良し。
出来立てが食べられるとあって人気が高い。
ゆで太郎のここがすごい!
(1)自家製麺
「挽きたて、打ちたて、茹でたて」のコンセプトを貫くため、ほぼすべての店内に
製麺機を設置。各店舗で午前と午後の2回製麺を行っている。
(2)スピーディなメニュー変更
グランドメニューを3ヶ月に1回見直す。場合によっては季節限定などの商品でも
3ヶ月経たずに変更となるケースもある。
(3)充実した教育体制
200店舗達成を機に、次の成長のために社内の教育体制を再構築。トレーニング
センターの新設、マニュアルの見直し、次世代を担う人材育成。
注) 元・【有楽町 更科】4代目店主の故・藤村和夫氏「うどんの秘密 ホンモノ・ニセモノの
見分け方」(PHP新書:2006年4月28日第1版)の23ページによると
” 「包丁下」というのは「打ちたて」の蕎麦ということですから、現代風にいえば、よい
蕎麦と思われるかも知れませんが、じつは「包丁下は煮てはいけない」という口伝があり、
よい煮え上がりにならないので、老舗の蕎麦屋では敬遠するのです。
これは現代の常識に反する「戯言」と思われるかもしれませんが、平成16(2004)年6月
15日の『こんにちは いっと6県』(NHK)のなかで、東京神田の【まつや】蕎麦店で、
6人の蕎麦通の方々が目隠しをして「包丁下」と、打ってから1時間経った蕎麦を茹でた
ものを食べくらべるという実験が放映されました。すると全員が「包丁下はボキボキして
しなやかさがなく、おいしくない」という結論を出したのです。”
同 175ページ
” これは蕎麦にもいえることで、前にも書きましたように「包丁下は煮てはいけない」と
いわれ、必ず30分は置くことになっています。
(蕎麦の生地に揉み込まれてしまった)
空気が入っているので生が浮き、お湯の表面で
波乗りをして、お湯の中に沈んでくれないのです。逆に古くなって3時間以上も経ちます
と、今度は沈んで、弱すぎる火加減では浮いてくれないので、火を強くすると「ソラ煮え」
といって、芯まで茹で上がりません。水気が多い「ずる玉」は最初から沈みます。
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店頭のおすすめメニュー。本当は『メンチカツカレーそば』が目当てなんだけど、こちらの信越食品系店舗ではやってないみたい。
まあ、『鴨南蛮そば』も最近全然食べてないから、それでもいいや。
入店して券売機で食券を買って渡す。テーブル席メインだが、立ち食いテーブルもある。
いただいたのは『鴨南蛮そば』\500。
まあ、それなりの味わい。【ゆで太郎】さんのそばは、温そばより冷たいそばのほうが美味しく感じるから『鴨汁せいろ』があれば、そちらのほうを選んであろうね。
それでも、一般大衆そば屋で安く提供する店でも650円くらい取るだろうから不満はない。
ごちそうさまでした~
※ 3大立ち食いそばチェーン店である【富士そば】【ゆで太郎】【小諸そば】への訪問履歴は
こちら。
※ 港区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴はこちら。
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2019年1月19日追記:
外食専門紙・専門誌15媒体で構成する外食産業記者会は、「外食アワード2018」を発表した。受賞者は外食事業者部門5人と食材事業者部門1人の6人。同時に2018年を代表するキーワードも公開した。
外食事業者部門で株式会社ゆで太郎システム代表取締役の池田智昭氏が受賞
<<表彰理由》
立ち食いそばチェーンの「ゆで太郎」は、2018年に200店舗を達成。挽きたて・打ちたて・茹でたての"3たて"のクオリティにこだわりながら多店舗化に成功した。もともと「ゆで太郎」を展開していた信越食品との間で締結したマスターフランチャイズ契約にもとづき、ゆで太郎システムが直営・FCの両面で店舗数拡大を牽引している。関東を中心に、北海道や東北、北陸、東海などにも店舗を展開。2018年12月末時点で「ゆで太郎」グループ全体の店舗数は207店舗まで増加し、そのうち167店舗がゆで太郎システム系列の店舗となる。
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※ 2019年11月23日追記:
『おとなの週末 2019年12月号 vol.209』 に「ボトルキープができる店」として掲載された
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※ 2019年11月27日追記:
■2019年11月16日の記事
女性もはまる「ゆで太郎」 そばとつゆの秘密教えます ゆで太郎システム 池田智昭社長(上)
■2019年11月23日の記事
立ちそばは科学でうまくなる 「ゆで太郎」のカイゼン ゆで太郎システム 池田智昭社長(下)