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今日はメンバーで手分けして、
延べ約600名くらいの採用のための書類選考を行った。 覚悟はしていたものの、 英語と中国語の選考書類には悪戦苦闘の連続。 現地時間のAM3:30にやっと終了。 苦戦した理由は、もちろん語学の弱さもあるが、 そのレベルの高さに甲乙を見出すことであった。 話には聞いていたが…。 ハッキリ言って、日本企業が中国に進出する理由の一部を 目の当たりにすることができた。 「大学生とは勉強することが仕事」 というフレーズにうそは無い。 昨今の日本では「学歴なんて…」という風潮を感じるが、 中途半端な学歴ならともかく、 しっかりと地に着いた学歴は別である…と思った。 (当然、自分のことは棚にあげさせて頂く) こうしてみると上海は、 英語は当たり前で、日本語、フランス語…と語学的な将来は明るい。 それと、何といっても「インターンシップ」の制度が充実しているせいか、 新卒でも、実務経験者がたくさんいる。 これも素晴らしいと思った。 中途半端にアルバイトをやって、 そのまま流れて就職…というパターンを違って、 大学生のうちに学習の一環として、働く。 この辺は日本でももっと奨励される必要があると感じる。 トピックスとしては、 履歴書の統一されたフォームがなく、 ある程度は各自の工夫で構成されている。 だから、見ていて楽しい…半面、判断する際に戸惑うことがある。 履歴書には写真が添付されているが、 なぜか、入学の際に撮影したを思われる、学生書のコピーも添付されてくる。 すると、履歴書の写真を見て 「すごい、きれいだなぁ」と思っていたら、 学生書の写真をみると、そのギャップが凄い! 4年間でこんなに変わるのは、もう日本ではお目にかかれない。 何となく、田舎娘が女子大生に変身…という感じだ。 まさに、大学生のビフォーアフター?である。 それと、履歴書に「身長」と「体重」が記入されている。 百歩譲って「身長」はいいとしても、「体重」はなぜなのか? よくわからなかった。 そのせいか、一人も太っている人がいなかったのも印象的である。 それと、皆背が高い。 中国人の平均身長は、日本人とほぼ一緒…とされているが、 あれは全国で割っているからで、 沿岸部の都市に限って言えば、大変大きい。 ちなみに、今日のところは 男子の平均が約180cmくらい。 女子が167cmくらいだった。 この国にK-1やプライドが輸入されたらどうなるんだろう? …などと考えてしまった。 本当に久しぶりに疲れた。 それは、選考するのに「もったいない!」という想いが 余計なエネルギーを消耗したのかもしれない。 担当者の方のお話しで印象的だったのは、 中国の人の数も去ることながら、 本当に凄いのは、「ちゃんと勉強してる人数なんですよ」ということ。 進学率でものを考えてはいけないな、と。 つまり「入った、出た」より「勉強した、しない」が重要ということ。 この点では、現在のところ、押されているのかもしれない。 いずれにしても、 面接の本番が楽しみで仕方がない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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