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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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 山本1998@ Re:観光産業の緊急課題は外国人の給与改革!(07/18) アフィリで稼いだ楽天キャッシュはどうし…
2005/01/08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
最近の私書箱に頂くメールの特徴として、
販売店を中心とする小売業の方々と愛知万博の関係者の方々が多くなってきた。

どちらも人とチームで働く仕事で成果も求められるし…。
リーダーや店長さんの人たちの悩みと負荷は大きいことがよくわかる。

特に万博は今までの経緯が多々ある分、大変なご苦労があると思う。

なぜ万博の運営が大変なのか?と言うと、
理由は簡単で、
他業種に比べて「プロがいない」こと。

考えてみれば当たり前の話で、
万博は長いもので開催期間は6ヶ月である。

「万博の経験は豊富です」と言ったところで、
沖縄海洋博覧会からいくつか体験した人でも、
実質、キャリアの長いベテランでも、現場の経験なんて「3年くらい」なもの。

しかも、前の万博から数年のブランクがあって、
過去の記憶を手繰り寄せつつ思い出しながら色々と考えるしかない。

国際的なものであっても期間限定イベントなので、
こうなってしまう。

さらに、2つとして同じモノがない。
パビリオンでもなんでも、最新の技術で開催するから、
毎回、全員がシロートになってしまうこと。
過去の経験が活かしづらいのである。
これは仕方がない。

だから他のサービス業のように「あの人に聞けば大丈夫」とはならない
苦しさがある。
結局はやってみなかればわからない、と。

そして、もっと大変なのが、
お客さんも毎回「初めての来場者」ということになる。
だから分からないことだらけで、質問も多い。

働く方も皆初心者みたいなものだから、
「初心者 対 初心者」の構図になるから、
より一層混雑感が増すことになる。

初年度のディズニーランドも同様で、
振り返れば
「お弁当の持込のお断り」と
「トイレの場所の案内」と
「アトラクションの場所案内」と
「迷子探し」
そして「クレーム対応」
…といった業務が大変多かった。
現在は、このほとんどが激減である。

…ということで、万博で働く大変さの質は独特なのである。

なので、アドバイスとしては、
何しろ「毎日業務日誌を書きなさい!」に尽きる。

毎回初めてのモノばかりだから、
期間中にノウハウを積上げるしかない。

記録は全部自分の財産になるし…。

ただし、ことトレーニングの視点に立てば良いこともある。
というのは、一般的に問題になる「モチベーションの維持」は
万博に関してはあまり問題にならない。

なぜか?

それは「6ヶ月間限定」という締め切りがあるからである。

期間限定の場合はモチベーションが維持しやすい。
それどころか、
「あと一ヶ月」「二週間」「三日間」…と
「涙のカウントダウン」があるから、逆に頑張れる…
というメリットがある。

だからそういうトレーニングは不要なのが羨ましい。

しかしながら「副作用もあって、
いったん、涙のカウントダウンを経験してしまうと
こうした博覧会モノから抜けられなくなる人が多い。

実際に僕の同級生にも数名いた。

次の小さな地方博覧会を虎視眈々と狙うようになる。
それまでは派遣社員か何かで食いつなぐ…という流れ。

だから仕事の仕方に「持久力」が失せていくのがもったいない。
短期決戦型の仕事には燃えるが、そうでないとモチベーションが続かない…
という具合である。

今回の愛知万博では、なんだかんだで約30名くらいは
かつての教えたことのあるスタッフが働くらしいので
それはそれで楽しみである。

もちろん、上記のような点は気をつけようね、と
アドバイスを送っている。

どんな経験をしてどんな活躍をしてくれるのか?見守っていきたいと思う。






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Last updated  2005/01/09 09:00:05 PM
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