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私書箱に送られてくるメールの話しの続きで、
この季節になると転職がらみの相談メールが増えてくる。 仕事は好き。だけど、雰囲気や風土が馴染めない…と。 これは僕の今までのコンサル活動で感じたことだが、 あきらかに「使われているんだ」「雇われている」と、 強く実感してしまう企業風土があると退職率が高い。 「やってらんねぇや!」 「奴隷じゃないんだから…」 「植民地と勘違いするな」とか。 (メールでそういうのがあった:笑) このように風土こそ、一番差がつくモノだと思う。 働き甲斐があって、社員がイキイキしている会社と そうでない会社の差は、こうした「雰囲気」だから経営は奥が深い。 僕が思う雰囲気の正体は「期待はずれの社風」だと思う。 本来は、顧客に対してよりよいサービスを提供していくため、 その質をさらにUPしていくために雇用されたのにも関わらず、 実際に入社してみると… 「顧客満足の旗印」はあるものの、 実際の会話は常に「社内向き」であることにギャップを感じるからだ。 つまり、閉鎖的な空気の誕生だ。 そういう意味では人は正直ですね。 空気に出てしまう。 納得していないこと、嫌々なことが…。 黙っていることはできても、能面の表情と醸し出す雰囲気は 誤魔化せない。 こういうのは、社内に勤務している、つまり「内勤」だと 気がつかなくなりがちだが…。 「今よりも条件のいい会社があれば変わってやる」 …と、辞めるタイミングを待っているスタッフがどれほどいることか。 現場の教育を担当していてつくづく実感している。 これを回避する方法はたくさんあるのかもしれないが、 社外指向になることかな。 顧客へのサービスにもっと真剣を集中していいよ、と。 社内のことは気にするな、と。 派閥なんか放っておけ、と。 顧客へのサービスはまだまだ改良の余地だらけだから、 全身全霊それに取り組みなさい… というメッセージが出ている企業はやはり強いと思う。 今、最も売れる商品があるとしたら、 「雰囲気清浄機」かもしれない。 誰か作ってくれませんかね(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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