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丸紅が創業150年を記念した「丸紅コレクション展~衣裳から絵画へ~」を観てきた。 丸紅のルーツは、江戸時代末期に創業した呉服商やったそうで、豪華な着物が最初に展示されてる。 明治時代に作られた浅鼠色の絽の「虫の大名行列文様単衣」がおもしろい。 カマキリがねこじゃらしの毛鎗を、蜂が蜂の巣の駕籠をかついで、キリギリスもいた。 次が、衣装図案。有馬生馬の時計の文字盤をデザインしたのはええけど、蝿模様って、蝿がカーブを描いて列なってるのはだれが着たいと思うんかなあ。 日本洋画、西洋絵画と続いて、最後のほうにビュッフェ、ヴラマンク、クールべ、バーン=ジョーンズなどの見ごたえのある作品が並んでる。 今回の目玉は、日本にあるの唯一のボッティチェリ作品「美しきシモネッタ」。 額にガラスが入ってて、それをまたガラスのブースに入れて展示してある。大事なのはわかるけど、絵の上部に額の影が黒く映っててがっかり。 せっかくの美人さんやねんから、照明も考えて展示して欲しい。それとせっかくのこの絵、国立西洋美術館などに貸し出しして、もっと展示する機会を増やしてくれはったらええのになあ。 丸紅コレクション展 東京オペラシティアートギャラリーで「蜷川実花展 地上の花、天上の色」も観た。 艶やかな色彩の洪水。若い女性がようけ来てはった。迫力はあるんやけど、あんまり心に響かへんかった。 蜷川実花展 地上の花、天上の色 夜は、オペラパレスでドン・ジョヴァンニ。エントランスのウェルカムフラワーはクリスマスツリーやった。 ツリーはオペラシティにいろいろあるので、お花にして欲しかったなあ。 キャストは ドン・ジョヴァンニ:ルチオ・ガッロ 騎士長:長谷川 顯 レポレッロ:アンドレア・コンチェッティ ドンナ・アンナ:エレーナ・モシュク ドン・オッターヴィオ:ホアン・ホセ・ロペラ ドンナ・エルヴィーラ:アガ・ミコライ マゼット:久保和範 ツェルリーナ:高橋薫子 演出:グリシャ・アサガロフ 指揮:コンスタンティン・トリンクススタッフ 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団 「イタリアでは600と40人 ドイツでは200と31人 フランスでは100人 トルコで91人 おまけにスペインではもうすでに1000と3人」という女性を相手にしてきたスペインの好色の騎士ドン・ジョヴァンニが、最後に地獄に堕ちる話。 でも女性をうまく口説いてその気にさせるんやから、女性のことは罪とはいえないかも。アンナの父騎士長を刺し殺したのは悪いことやけど。 地獄に堕ちても、ドン・ジョヴァンニはカタログの女性の数を増やしてそうな気がする。 レポレッロ役のアンドレア・コンチェッティのほうが、ドン・ジョヴァンニ役のルチオ・ガッロよりかっこよかった。ドンナ・アンナ役のエレーナ・モシュクの歌も素敵やった。豊かな胸もすごい。 舞台装置も凝ってて雰囲気が出てた。 晩餐の場面では、楽士が流行の音楽を演奏してて、モーツァルトの「フィガロの結婚」中のアリア「もう飛ぶまいぞこの蝶々」も出てきてサービス満点。 でも、モーツァルトのオペラって私には軽やかすぎる気がするなあ。 1日1回のクリックで、募金ができます♪
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megumegu001
旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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