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師走の銀座はいつもに増してにぎやか。歌舞伎座の十二月大歌舞伎に行ってきた。 昼の部の外題は、 一、新歌舞伎十八番の内 高時(たかとき) 北条高時:梅 玉 衣笠:魁 春 安達三郎:松 江 渚:歌女之(歌江休演につき) 長崎次郎:錦 吾 大佛陸奥守:東 蔵 秋田入道:彦三郎 二、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ) 鐘供養の場 白拍子花子:三津五郎 所化:秀 調 同:右之助 同:高麗蔵 同:市 蔵 同:松 江 同:男女蔵 同:宗之助 同:巳之助 三、東山桜荘子 佐倉義民伝(さくらぎみんでん) 序 幕 第一場 印旛沼渡し小屋の場 第二場 木内宗吾内の場 第三場 同 裏手の場 二幕目 東叡山直訴の場 木内宗吾:幸四郎 幻の長吉:三津五郎 徳川家綱:染五郎 松平伊豆守:彌十郎 おさん:福 助 渡し守甚兵衛:段四郎 「高時」は明治時代に河竹黙阿弥が、九代目市川團十郎のために書いたお芝居やそうや。 鎌倉幕府14代執権北条高時は酒色と闘犬や田楽舞に興じ堕落した日々を送っている、はずなんやけど、梅幸さんが演じはると思慮深い人にみえてしまう。 高時の屋敷の門前では自慢の闘犬でいやに大きい着ぐるみの雲竜が輿に乗せられ、家来たちに守られている。 そこに2匹の着ぐるみの仔犬が現れて、雲竜に近寄ったので雲竜が浪人安達三郎の母 に噛み付いてしまう。かけつけた安達三郎が、雲竜の眉間を鉄扇で打つと雲竜は息絶える。 安達三郎は捕らえれ、高時は処刑するように命じる。 家臣がいさめるが、なかなか聞き入れず、ご先祖の命日やと言われて、しぶしぶ助命する。 お酒を呑んで憂さ晴らしをしていると、強風が吹き、雷鳴が鳴り響く。 たくさんの天狗が現れ、これを招いた田楽舞の役者だと思いこんだ高時は、散々踊らされ、もてあそばれる。家臣たちがやってくると、天狗は姿を消してしまう。 この天狗舞がぴょんぴょん飛び跳ねて、ダンスのようでおもしろい。 ここでも梅幸さんようがんばってはるけど、この役は海老蔵さんで観てみたいなあ。 踊りの坂東流家元でもある三津五郎さんの「京鹿子娘道成寺」は、新鮮な感じがした。 正統派でゆったりしてるけどきっちりもしてはる。鞠唄の手踊りのときなど、乙女がほんまに鞠をはずませてるようやった。 最後に鐘に上がった時も、派手さはないけどええなあと思うた。 最後は、「佐倉義民伝」。 徳川家綱の時代に凶作と年貢に苦しむ佐倉藩の領民を救うため、将軍に直訴し、その罪により磔刑の処された義民木内宗吾(佐倉惣五郎)の実話をもとにした演目。 歌舞伎座の2階ロビーに、宗吾霊堂のご本尊が出開帳されてた。 案内の方に、宗吾霊堂や宗吾御一代記館のパンフレットをもろた。 今回の舞台装置は、宗吾御一代記館にあるパノラマとそっくりにしてあるみたいやった。 幸四郎さんと福助さんとは相性がようないようで、ちっとも泣けなかった。 三津五郎さんが幻の長吉やねんけど、ようわからん役やった。 ご本人のサイトでもこんなふうに書いてはる。 「今回の幻の長吉という役は、・・・・まさに幻で(笑)、何をしに舞台に出て来るのかよく分らない役です。私の解釈は、ちょっと悪いことをして小役人に追いかけられていた長吉が、たまたま網の目を逃れて帰ってきた宗吾を見かけて、今金になることがあるからちょっと待ってろ、お前たちにも金をやるから見逃してくれと言って宗吾を脅しに来たものの、小役人の裏切りに合いまた追いかけられて消えていく・・・。その姿を見て、宗吾が家を立ち退く支度を始める、という段取りにつながっていくというものです。そうでも考えないと、長吉はともかく、捕り手の二人が宗吾の家まで来ていながら、宗吾を捕まえず、長吉を追って引込んでいくのかが分からなくなってしまうのです。しかし前幕で道成寺を踊った役者が、ふんどし一丁になってよいものかどうか・・・・、私も不安に思っております。(笑)」 坂東三津五郎公式ホームページ 今日のラッキーくじは、インフォサーチが5ポイントアタリやった。 1日1回のクリックで、募金ができます♪
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megumegu001
旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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