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2012年09月26日
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カテゴリ:展覧会

松緑さんの押戻しを観る前に、三井記念美術館へ。
「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」を11月25日まで開催してる。
湖北の観音様は、ずいぶん前に訪ねたことがある。8月第一日曜日の「観音の里たかつき ふるさとまつり」の時やったかな。
鶏足寺や渡岸寺、石道寺の十一面観音さまたち。
湖西、湖東、湖南にも、行ってみたいところがいろいろある。
今回の展覧会では、なんと近江の42の古社寺の名宝がやって来てくれはった。
最初に、湖南市岩根の善水寺「誕生釈迦仏立像」。東大寺の誕生仏とよう似てはる。毎年花祭り潅仏会のころ1週間ほどしか公開されないらしい。
次は、野洲にある聖衆来迎寺の薬師如来立像。これも奈良時代のもの。二重まぶたの目を伏せて、楚々として、かわいらしい。
法隆寺宝物館の四十八体仏に似てはるけど、もっと素朴な感じがする。
大津にある聖衆来迎寺の薬師如来立像も奈良時代のもの。(前期のみ)
長浜の神照寺「金銀鍍透彫華籠」は国宝。散華供養の花びらを盛る器で透かし彫りになってる。
金銅鍍透彫華鬘(けまん)は、団扇形の仏前荘厳具で水瓶に蓮華を挿したもの文様。
ほかに、磬(けい)という打ち鳴らして音を出す仏具もあった。
展示室2には、比叡山延暦寺の国宝金銅経箱が。
「長元4年(1031)、叡山の僧覚超は円仁がかつて書写した如法経を銅筒に納めなおし、横川の如法堂に埋納しました。その際、藤原道長の娘、上東門院彰子(じょうとうもんいんしょうし)もこれに結縁(けちえん)して自ら書写した法華経を埋納しています。この経箱はその彰子書写の法華経を容れていたもの。銅製鍛造で、隅丸長方形をした箱です。全面に宝相華唐草文(ほうそうげからくさもん)が蹴彫(けりぼ)りされ、全体に金メッキ、間地や床脚の格狭間には銀メッキを施した美麗な金銀の色彩対比が見事です。印籠蓋造(いんろうふたづく)りの蓋と身を簡単には開けられないように指金(さしがね)で留める仕様は、経巻が長く保護されることを願った、一条天皇中宮の上東門院の信仰の深さを表しているかのようです。平安時代の金工品を代表する優品の1つ。」(2006年 東京国立博物館 「天台宗開宗1200年記念 特別展 最澄と天台の国宝」の説明より)
展示室4が仏さまの部屋になってる。
石山寺(大津市)の如意輪観音半跏像がいらしてはる。石山寺のご本尊は33年に1度しか開扉されないとい秘仏。承暦二年(1078)に火災に遭い再建されてはる。創建当初のご本尊の御前立ち尊だと伝えられてるのがこちらの仏さま。
聖応寺(野洲町)の阿弥陀如来坐像、明寿院(愛荘町)大黒天半跏像、西遊寺(草津市)毘沙門天立像、永昌寺(甲賀市)地蔵菩薩立像、西教寺(大津市)薬師如来立像、大通寺(栗東町)広目天立。
十一面観音立像は、長福寺(日野町)、飯道寺(甲賀市)、円満寺(近江八幡市)、櫟野寺(甲賀市)。
円満寺の十一面観音さまが、素朴で静かで好き。
葛川明王院(大津市葛川坊村)千手観音立像は、手が目立つ観音さま。
比叡山延暦寺の不動明王立像は、右目を開き、左目を閉じてはる。
園城寺(三井寺)盛忠作不動明王坐像、長命寺(近江八幡市)栄快作地蔵菩薩立像、西教寺(大津市坂本)薬師如来坐像。
石山寺(大津市)快慶作大日如来坐像は、チラシに掲載されてる。
園城寺(三井寺)吉祥天立像、石部神社(近江八幡市)厨子入薬師如来坐像、熊野神社(草津市)熊野本地仏像(阿弥陀・千手・十一面・地蔵)。
なんともありがたい空間やった。
展示室5には、神さまが。
小槻大社(栗東市)男神坐像(伝落別命・伝大己貴命)は、威厳のあるお顔。
建部大社(大津市)女神坐像は、しもぶくれのお顔で、右袖で口元を隠してはって、楚々としてかわいらしい。
桑実寺(近江八幡市)土佐光茂筆 桑実寺縁起、前期は上巻の展示で、皇女が琵琶湖の湖面が瑠璃色に光る夢を見る場面もあった。
百済寺(東近江市)紺紙金字妙法蓮華経 開結経共も。
展示室6は、「神体山と近江の神々 -八王子山・三上山・竹生島-」のパネル展示。
最後の展示室7は、仏画。
御上神社(野洲市)両界曼荼羅図、園城寺(三井寺)尊勝曼荼羅図、西明寺(甲良町)十二天像 伊舎那天、浄厳院(近江八幡市)阿弥陀聖衆来迎図、聖衆来迎寺(大津市)観経変相図
聖衆来迎寺(大津市)国宝の六道絵 前期は「畜生道図」。
8月に奈良国立博物館「特集展示 地獄絵」で、聖衆来迎寺の「黒縄地獄」「衆合地獄」「阿鼻地獄」を観てる。
西明寺(甲良町)仏涅槃図、成菩提院(米原市)釈迦曼荼羅図、乗念寺(大津市)日吉山王本地仏曼荼羅図、園城寺(三井寺)不動明王二童子像、園城寺(三井寺)多聞天像、法蔵寺(野洲市)如意輪観音像。
法蔵寺の丸顔で優雅な如意輪観音さまが、魅力的やった。
仏画は、前期、中期、後期ですべて展示替えされる。
会期中に、もう一度拝みに行きたい。
琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展 
 
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最終更新日  2012年10月31日 10時35分21秒
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