テーマ:旅客機大好き!(163)
カテゴリ:民間航空
リージョナルジェットの嚆矢、J-AIRはCRJ200は老朽化 により2016年から順次退役。 全機の退役まで約1か月になった2017年12月26日、 「ボンバルディアCRJ 退役記念チャーターツアー」を実施。 米軍のA-10サンダーボルト2攻撃機と同系統のエンジン を搭載し、推力を持てあまし気味とはしらなんだ。 じゃじゃ馬、軍用機エンジン…関係者は語 2018年1月4日 乗りものニュース …(略)… 「軍用機のエンジンなので―」関係者は語る 「ボンバルディアCRJ 退役記念チャーターツアー」 1日目の夜にはトークショーが開催され、パイロット、 CA、整備士がCRJ200について語りました。 「CRJは揺れに強いです。 コクピットでは揺れをあまり感じません。 エンブラエル機は“波に乗っていく”のですが、CRJ は揺れをバリバリ切り裂いていく感じです」 (J-AIR 機長 小堺康弘さん) 「推力が大きく、かなり『じゃじゃ馬』です。 扱えるようになるのは難しいです。 ビジネスジェットを大きくしたものなので、操縦は そういう部分で難しさがあります」 (J-AIR 機長 荻嶋英一さん) 「軍用機のエンジンなので故障しません。 ただ、エンジンが機体の左と右にあり、左エンジンなら 1時間で終わる整備が、(機体が支障になる)右は何時間 もかかることがよくあります」 (J-AIR 整備士 石丸勝久さん) ちなみにCRJ200のエンジン、GE製CF34-3B1は、アメ リカ空軍の攻撃機A-10と同系統のものです。 「空調が冷えてくると機内が白く、モヤがかかったよう になり、『煙が出てきたよ』と初めて乗られたお客さまか らお声をいただくことがあります」 (J-AIR 客室乗務員 渡邉有美子さん) 「雨や雪のときはドアを閉めると、階段にたまっていた 雨や雪が降りかかってきます。 ただ何年もやっていると、避けるタイミングがわかりま す」 (J-AIR 客室乗務員 牛澤菜穂子さん) CRJ200はドアを開くとそれが階段になり、乗降できる 構造になっています。 …(略)… ボンバルディアのCRJの主要機種は4種類。 当初のファミリー機種は、胴体長が短い順にCRJ100/200、 CRJ700、CRJ900、 CRJ1000だった。 ビジネスジェット機チャレンジャー600を製造していた カナダのカナディア社が、同機の設計を流用して開発費を 抑えることで低価格で経済的な小型ジェット旅客機を実用 化した。 1987年にCRJ最初のモデルであるCRJ100の基本設計が 開始された。 カナディア社はボンバルディア社の傘下になっており、 開発するモデルにはCRJ(Canadair Regional Jet;カナディ ア・リージョナル・ジェット)と名づけられた。 CRJ100の胴体断面はチャレンジャーの設計が流用された が、主翼は新規設計された。 初飛行:1991年5月10日 (CRJ100) 生産数:1,787機(2015年6月現在) 運用開始:1992年11月 CRJ200 全長 26.8m 全幅 21.2m 全高 6.2m 座席数は50 エンジン :GE CF34-3B1 A-10攻撃機のエンジン :GE TF34-GE-100
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最終更新日
2019年11月19日 09時24分43秒
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