テーマ:サイバー・パンク(3)
カテゴリ:サイバーパンク
1984年「ニューロマンサー」出版。 ネットワークと人間の接合した世界が出現し、「サイ バーパンク」というジャンルが形成され、言葉が流行。 瞬くまに世界のSF世界を一色に染め上げた。 「ニューロマンサー」は出版されてすぐ、サイバー パンクの古典、経典となった。 SF小説だけでなく、一般デジタル界、文学界、ファ ッション界にも大きな衝撃をもたらし、「サイバーパ ンク」はムーブメント(運動)として世間に普及した。 「マトリックス」という言葉を“共感覚幻想”の 意味につかったのは『ニューロマンサー』が嚆矢。 1984年、ネビュラ賞、フィリップ・K・ディック賞。 1985年、ヒューゴー賞。 【小説のあらすじ】 ケイスは、コンピュータ・カウボーイ能力を奪われ た飢えた狼。 だが、その能力を再生させる代償に、ヤバイ仕事を やらないかという話が舞いこんできた。 きな臭さをかぎとりながらも、仕事を引き受けた ケイスは、テクノロジーとバイオレンスの支配する 世界へと否応なく引きずりこまれてゆく。 【小説の目次】 第一部 千葉市憂愁(チバ・シティ・ブルーズ) 第二部 買物遠征(ショッピング・エクスペディション) 第三部 真夜中(ミッドナイト)のジュール・ヴェルヌ通り 第四部 迷光仕掛け(ストレイライト・ラン) 結尾(コーダ) 出発(デパーチャ)と到着(アライヴァル) 傑作サイバーパンク小説 で映画化! 2017年8月14日 映画.com サイバーパンクのパイオニアとして知られるウィリ アム・ギブスン氏のSF小説「ニューロマンサー」を、 「デッドプール」で長編監督デビューを果たしたティ ム・ミラーが映画化すると、米Deadlineが報じた。 1984年に出版された原作小説は、ハイテクの汚濁 の都“千葉シティ”に住む、落ちぶれたハッカーの ケイスが、アクセスを禁じられた電脳空間へ再び入 るチャンスをかけ、危険な仕事を請け負うという物語。 「攻殻機動隊」や「マトリックス」に大きな影響を 与えたとも言われている。 映画化権を持つ米20世紀フォックスは、ミラー監督 に同作の映画化を依頼。「デッドプール」や「X-MEN」 シリーズの脚本家でプロデューサーのサイモン・キン バーグが製作を務め、ミラー監督とともに企画開発に 取り組む。 …(略)… 今年はクランクインするだろうか? 「サイバーパンク」には、人体の改造や意識の拡張、 人工知能などの発達したITテクノロジーが成立してい る社会が登場する。 薄暗く退廃的な未来都市のイメージも多い。 サイバーでパンク。 ITテクノロジーを下部構造とした社会、経済・政治 と、反抗・反体制的な思想・行動が綾なす世界が奇妙 なリアリティをもって描きだされる。
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最終更新日
2018年06月13日 06時00分02秒
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