テーマ:F1(106)
カテゴリ:モータースポーツ(4輪)
今シーズンはマクラーレンと組んでいた頃の不調が幻のような、2019年F1でのホンダ・エンジンの活躍ぶりに瞠目する。 その理由をトロロッソ代表のフランツ・トストが明快に語った。 トロロッソ代表フランツ・トスト氏、大いに吼える フェルディナント・ヤマグチ 2019年9月17日 日経ビジネスオンライン …(略)… F:ホンダの情熱は分かるのですが、トストさんがホンダと組もうと思った時、ホンダは良好な結果を出していませんでした。ホンダがいいと判断した材料は何ですか。マクラーレンと組んでいたときのホンダは、まるきりダメでしたよね。どうやって実力があると判断されたのですか? 「遅かったのは、マクラーレンのせいだよ」 T:あの時期のマシンが遅かったのは、ホンダがダメだったからではありません。マクラーレンがショボかったからです。 ホンダと組む方が気が楽、ビバジャパン! F:ホンダと組む前、レッドブル、トロロッソ連合はルノーのエンジンを搭載していました。ルノーはヨーロッパの会社ですが、ホンダは日本の会社です。相性と言うのかな、コミュニケーションに関して不安はありませんでしたか。結果的にルノーとは別れてしまいましたが、ルノーとのほうが気がラクでやりやすかったとか、そういうことはありませんか? T:それは逆ですね。日本人と仕事をしたほうがやりやすい。ホンダと働いたほうが気がラクです。ビバジャパン! ですよ(笑)。イタリア人はフランス人よりも日本人との相性のほうがいいんです(笑)。ルノーの前はフェラーリのエンジンを積んでいたのですが、フェラーリとはいい関係でした。ただ、ルノーとの関係はかなり厳しかった。 F:それは国民性の問題ですか。それともルノーという会社が持つ固有の問題でしょうか? T:会社固有でしょうね。人の傾向というか。ルノーの人たちはちょっと変わっていましたから(笑)。 ― 引用終り ― 今シーズンの実績から見ると「マクラーレンのせい」は正解なのだろう。 パワーユニット(PU)・サプライヤーのホンダに対するマクラーレンの要求、開発の方向性の要求が、適切ではなかったということになる。 レッドブル、トロロッソと良い関係を保ち続けられれば、2020シーズンはホンダPUはシリーズ優勝を狙える位置に立てることだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月21日 06時00分13秒
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