テーマ:注意!流行中の感染症(189)
カテゴリ:感染爆発
2021年5月10日、WHO(世界保健機関)は、インドで見つかった変異株を「懸念される変異株(VOC)」に分類すると発表。英国、南アフリカ、ブラジル型に続く4番目となり、強い感染力があるとしている。 2021年5月24日、新型コロナウイルス感染症COVID-19に関連した累計死者数が30万人を超えた。米国、ブラジルに次いで世界第3位。インドは依然、感染拡大に苦しんでいる。 インドでは聖なるガンジス川の河原で遺体を焼き、川に流すのが最良の葬送。 焼くには薪が大量に必要だが、火力が尽き全部焼けなくとも、川に流すこともある。 新型コロナの死者が溢れる中、真菌感染症が発生。 インドのコロナ死者は1日4000人超 火葬追いつかず流したか? 2021年5月11日 東京新聞 感染拡大が深刻化している中、新型コロナウイルスから回復した人や回復期にある人を中心に、致死率の高い真菌感染症「ムコール症」の患者が急増している。 極めてまれな真菌感染症「ムコール症」の致死率は50%。眼球や顎の骨を切除しなければ助からない人もいる。 複数の州がエピデミック(感染流行)を宣言する事態となっている。 ― 引用終り ― インドの経済発展とともに日系の企業が多く進出し在留邦人も多かった。 在留邦人の多くが困っているのが「食あたり」。 トイレ(!)、下水の普及していないインドは、「清潔な日本」から比べるといたるところ「菌だらけ」。 コロナ禍で免疫力が衰えた人々を別な菌が襲っても不思議はない。 スーティク・ビスワス、インド特派員 2021年5月24日 BBC News インドで感染が急拡大している、致死率の高い真菌感染症「ムコール症」の感染者が8800人を超えた。 「黒い真菌」とも呼ばれるムコール症は、通常はまれにしか確認されない。致死率は50%と高く、眼球を摘出しないと助からない場合もある。 インドではここ数カ月、新型コロナウイルスから回復した人や回復中の人に、数千人の感染者が見つかっている。 医師たちは、新型ウイルス治療に使用されているステロイド剤と関連があるとみている。また、糖尿病患者は特に感染リスクが高いという。 新型ウイルス感染症COVID-19から回復して12~18日後にムコール症を発症するようだと、医師たちはBBCに説明している。 ― 引用終り ― ムコール症は真菌感染症で、土や植物、肥料、腐った果物や野菜によくみられる真菌に感染することで発症する。 感染すると脳や肺などに影響を及ぼす可能性がある。糖尿病患者やがん患者、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者、エイズ(後天性免疫不全症候群)患者など、重度の免疫不全患者の場合は命を落とすこともある。
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最終更新日
2021年07月02日 11時22分36秒
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