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2007.04.17
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カテゴリ:アメリカ映画


  憧れのスター歌手(ジョナサン・プライス)の死と、夫(ダン)との離婚というショックに見舞われたひとりの主婦(キャシー)。彼女は持ち前の包容力と歌で、危機的状況を乗り越えていく。


コミュニティー『目立たなくても面白い~良い映画はいっぱいある!』でnanmanさんが紹介してくださった映画です。
劇場未公開作品。
役者陣が地味にも豪華で、とっても良い映画でした!

グレイスはスター歌手のビクター・フォックスに夢中な平凡な主婦。
そのビクターが彼女の住むシカゴで何者かに殺されてしまいます。
長年連れ添った夫から離婚要求されているにもかかわらず、彼女はビクターの葬儀に参列するため、イギリスへと旅立つのです。

人生に起こる危険を恐れ、ただひたすら目立たない人生を送ってきたグレイスが、ある時自分の半生を思い返し変わっていく姿。
そこには元気をくれるパワーがみなぎっていて、鑑賞後はホッと温かくなれるいいお話でした。
コメディとスリルと人間ドラマが、見事に集約されたうえに、ミュージカルの要素も加わっています。
楽しくて懐かしい音楽に満ちている。


photo_02.jpgUnconditionalLove-photo_01.jpg



ビクターの生家を訪れたグレイスが知る驚きの事実。
女性の憧れだった彼には、なんと10年来の“ボーイフレンド”がいたのです!
そこからの紆余曲折が面白い!
予測できない展開に楽しく翻弄されました。

ビクターの恋人を演じるのは実生活でもゲイで有名なルパート・エヴェレット。
久しぶりに見ましたが、変わらないですね~
文句なしのいい男です。
ビクターが生きていた頃の、愛人としての切ない立場がわかるにつれ、グレイスは彼に心を開き、彼も彼女を信頼していきます。
無理なく笑いを織り込んだこの辺の展開も、お見事。
いつしか二人は、愛するビクターの敵を討つ覚悟をしイギリスからシカゴへ。
慣れない銃を片手に犯人探しを始めます。
果たして犯人は?
グレイスと夫の関係は、この出来事を機に修復されるのか?
後半も目が話せません。

主婦、ゲイ、そしてグレイスの息子の嫁は小人症。
社会的に弱い立場の3人が力を合わせて犯人を追いつめヒーローになる、ほのぼの系ラブコメディでした。
今までありがちでなかったような気がするのはなぜでしょう。
たくさんのジャンルが合わさった見ごたえある作品が、巧い役者陣によって更にいい味つけになっているようです。
紹介してくださったnanmanさんの言葉を借りれば、‘丁寧に楽しく演じている’
本当にそう感じました。
小品でも作り手の気持ちを感じると、それはより沢山観る人の心にも届くということなのかもしれません。
観てよかった! nanmanさん、ありがとうございます。


PS ジュリー・アンドリュースが脇役で出演しています。
    懐かしい唄と声、変わらない姿に嬉しくなりました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


監督  P・J・ホーガン
脚本  ジョスリン・ムーアハウス 、P・J・ホーガン
撮影  レミ・アデファラシン
音楽  ジェームズ・ニュートン・ハワード  
出演  キャシー・ベイツ 、ルパート・エヴェレット
     ダン・エイクロイド 、ジョナサン・プライス

 (カラー/121分)









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Last updated  2007.04.26 08:12:39
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