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カテゴリ:音食同源
今夜はというかもう昨夜になったけれど、金・土は中州JAZZだった。 取り立ててJAZZファンじゃないけれど、世界レベルの演奏が目の前で聴けるからね。 基本的には公園に2ヶ所くらいステージが組まれるんだけれど、それ以外にも3カ所ほど、 普段はタクシーと酔客が喧嘩している中州のど真ん中の交差点で、 一応ロープで仕切ってはあるが、別にステージも組まずアスファルトの上で、 世界の日野皓正がペットを吹いてたりする。 演奏中の写真は撮っていないんだよね。 俺もミュージシャンだから(ウソ)わかるけれど、気持ちよく演奏している時に、 目の前に携帯やカメラを差し出されたらさめるっちゅうねん。 俺だったら楽器でそいつの額を「ぴゅ~」って血が噴き出すまで殴るね。 「カメラなんかじゃなくてキラキラしたその目で俺を見つめやがれ」ってね。 というわけで、演奏していない時間帯のステージ。 実はこの中にも世界的なミュージシャンが写っていたりするんだけど、 ピンボケしてるから気づかれないだろう。 ここは交差点の真ん中だから演奏中は四方から客が見てるんだけど、 そこはほら交差点だから通行者用の道路も切ってあって、 同伴出勤のホステスさんが客と腕を組んでお店へ急いでいたり、 花屋がキャバ嬢用の大きな花束を持ってうろうろしてたりするわけだ。 懐かしきトンコツラーメンの香りはどこかから匂ってくるし。 路上で日野皓正の演奏を聴いて、ステージに移動してFried Prideをちょっと聴いて、 藤原清登のバンドを路上に聴きに戻って、またFried Prideのステージに戻って、 最後はFried Prideと日野皓正でなぜかClose to youの大合唱大会になった。 こんな熱帯夜に中州の街を行ったり来たりするものだから、 俺も熱中症にかかってはいけないと思い、こまめに水分を摂るわけだ。 いい年こいたおっさんが、 JAZZ聴きながらカルピスやネクターを飲むわけにはいけないとみんなも思うよね 仕方ないからこまめにビールを呑んだ。 そんなわけで、チャプチャプのビール腹でさっき家に帰ってきたが、 晩飯を食っていないので、さすがにちょっと小腹も空いたので、余っていたご飯でお茶漬け。 余らせてもしょうがないので全部よそったが少し多かった。 お茶漬けはどちらかと言うと、JAZZよりBLUESだな。 と言っても、方向としては和製BLUESの、より具体的には「憂歌団」方面だけど。 熱帯夜に路上で「本物の」JAZZが聴ける街に住んでてよかったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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