|
カテゴリ:Outdoor-扉の外
先週は天候不良で前日には早々と中止になった阿蘇の原野一斉火入れだが、今週は寒いが天気自体は良さそうだった。今日の天気だけではなく、数日晴れないと草が乾かないんだよね。
昨日のブログで一ノ峰・二ノ峰の直下で待機すると書いたが、一ノ峰・二ノ峰をはるか見下ろす、通称鉄塔下と言われる一番高い地点まで軽トラでドナドナされ、ー3℃の気温の中で待機する。いちおう書いておくと、ドナドナされるのは公道ではなく牧場内で、ここは広大な牧場地だからこそ、この時期に枯草を焼いて新芽を芽吹かさなければならない。 寒かったが、晴れていたしその時点では風もなかったので、今日は必ず火が入ると信じて待つ。見える限りの広大な牧場地だが、村内の各地域ごとに担当場所が決まっており、俺らは一番上にいたが、下から順に火が入っていくのがのろしとなって見え、いよいよ俺らの場所にも火が入る。 普段は自分の画像はブログには貼らないが、仲間が撮ってくれたので。 ところがその時間になって風が強くなり、寒いし煙に巻かれるし難儀したが、一時間もすると日が差し出し暖かくなりかなり楽になった。 去年は一部で駐車場にまで火が広がって全国ニュースとなったが、今年は俺らの担当地域及び近隣地域では、事故はなく無事に枯草で茶色だった台地は真っ黒になった。そして1~2ヶ月もすると、この真っ黒な大地は緑の大地と変わる。 阿蘇の野焼きって危険なので、本来ならば村民と訓練と講習を受けた専門のボランティアしか参加できない。俺らが野焼きに受け入れてもらえるのは、熊本地震で長期に渡って村を支援した縁だが、この貴重な体験をさせてもらえる縁に感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Outdoor-扉の外] カテゴリの最新記事
|