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テーマ:子どもと教育問題(292)
カテゴリ:教育論・教育問題
この間「学力低下」論議が一人歩きし、子どもたちを競争させ教職員を競争させ追い立てていくような検討が「中央教育審議会」や「文部科学省」などを中心に進められてきました。しかしご存じですか?「学力世界一」となったフィンランドは競争もテストもしない国なのだそうです。
『週刊東洋経済』1月12日号では「北欧」の社会や経済、教育をテーマに本格的な特集が組まれました。その一部を引用してみましょう。 学力が高い子が育つ「フィンランド式」の真実 フィンランドの子どもたちは学力世界一であるという。(・・・) フィンランドの子どもたちが高学力を示したのは、PISAにおいてである。これはすなわち、OECDが各国の子どもたちに求めている学力を養うという点において、フィンランド教育が優れているということを意味する。 では、OECDが各国の子どもたちに求めている学力とは何か。それは、「問題を見出し、解決する力」である。そして、フィンランド教育の一つの特徴として挙げられるのは、就学前(6歳)から徹底して「問題解決力」を養うこと。つまりOECDのいう学力と、フィンランドのいう学力は一致しているのだ。 (詳しい記述内容やコメントについてはHP“しょう”のページへどうぞ) また、フィンランドに何度も行かれた都留文科大学 福田誠治氏の講演や著書は、日本の現状を考え直す一石となりうるものです。ぜひ読んでみませんか。 福田誠治氏へのインタビュー記事もこちらです。HP “しょう”のページ グローバル化で大企業が海外の安い労働者を争って求める中、携帯電話の販売シェアで世界一を誇る「ノキア」がなぜ多くの労働者を国内で採用しているのか? フィンランドの教育にその鍵があるように思われます。 ↑ ランキング(日本ブログ村)はこちらです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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