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カテゴリ:民主的な力
現在の日本の政治が「とても信頼できる」ものだ、子どもたちが民主主義を学んでいく上でお手本になる素晴らしいものだ、と考えている人は少数でもでもいるでしょうか。 まさに、この会を主催した内閣府参与の田坂氏はインタビュー記事(月刊誌『Voice』)の中で、日本の(政治の)あり方の根本的な変革を展望していたことを述べています。 注目すべき発言の後半部分を以下に転載しておきますね。 内閣府参与 田坂氏のプロイールはこちら。 そして、その職務を通じて、複雑な政治の状況のなかでも、現実を1ミリでも良き方向に変えていけるかが問われているのでしょう。そして、私自身は、もっとも重要な仕事は、国民の声や思いを官邸に届けることと考えています。 なぜか、一人ひとりの願いや思いを超えて、悪い方向に向かってしまう。現在の政治や行政の姿をみていると、「地獄への道は、善意で敷き詰められている」という言葉の怖さを、つくづく実感します。 その場で、有識者を交えて賛成派も反対派も意見のやりとりをする。そうしたなかで、国民的な議論が巻き起こり、国民の行動が生まれ、政治への参加意識が自然に育っていく。こうした場がなければ、国民はどこまでも「お上と下々」という古い感覚に縛られたままになってしまう。インターネット革命が1995年に始まり、もう16年たっている。私はもともとインターネットの論者ですから、こうした日が来るのを待っていたのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ネットを活用した直接民主主義の動きは興味深いものですが、反面、菅総理が総理であるからこそ、それがある種の市民運動的なイメージでみえてしまっているところがないですか?
確かに、これらの見せ掛けの市民運動には、実が伴いません。太陽光のパネルでできた電気を1kW単価で40円以上で買い上げさせて、放射能汚染の進む日本列島のエネルギー政策に未来はあるのでしょうかね? ジャブジャブお金を危険な核燃料サイクルに注ぎ込んだ政治や役人の責任問題、税金という生き血を吸い続ける所謂、原発マフィアの実態を多くの人々に知らしめ、国民運動を巻き起こして悪循環の根を断ち切る事こそが、菅さんの仕事だったのに現実から目を背けてしまいましたよね。 こんな大切な時に、行動できない総理大臣に居座られた国民は、不幸です。 (2011.08.22 11:23:50)
例えば、大人が知恵つけてOKだと思うのですが、選挙権を持たない高校生の脱原発デモがあってもかまわないと思うのです。500名になるまで毎月やってYouTubeで宣伝するのは、どうでしょうか。デモ申請には、地域の警察署に行って無料なんだよ、記者クラブにチラシを配れば取材にくるかも、という様な最低限の知恵は、大人が教えます。
(2011.08.22 15:30:51)
kuma0504さん
>例えば、大人が知恵つけてOKだと思うのですが、選挙権を持たない高校生の脱原発デモがあってもかまわないと思うのです。 麻生邸見学ツアーデモ行進で殴る蹴るの暴行を受けた事は、記憶に新しいと思います。 まして、絶望的社会の負を担って生きて行かなければならない大切な子供たちの将来に奪っては絶対にいけません。 私は、子供たちを今回の事故の後始末に巻き込むことには、反対です。むしろ、原発事故で放射線を浴びせて人生を滅茶苦茶にしてしまった謝罪をすべきではありませんか。 今現在、選挙権を持っている大人が原子力発電のありのままの真実を子供たちに正確に伝えて教育しなければなりません。そして、ウランを原料とする原子力発電所を全て封鎖して核兵器を地球上から廃絶するのと同じように監視しなければなりません。 死神博士のたわ言にそそのかされて税金を注ぎ込んできたショッカーを全て退治してこそ、本当の民主主義が実現できるのだと思います。 殺されても死なない不死身の身体と勇気があれば、声を上げるのですけど・・・ (2011.08.22 20:55:00)
無縁仏さん
>ネットを活用した直接民主主義の動きは興味深いものですが、反面、菅総理が総理であるからこそ、それがある種の市民運動的なイメージでみえてしまっているところがないですか? 田坂氏も述べているように、6月12日の「オープン懇談会」と6月15日の「再生エネルギー促進法成立! 緊急集会」は、性格がやや違うように見えました。後者の方が「市民集会」的でしたね。 意思表示することは出発点として大切です。賠償スキーム(枠組み)の問題点や、東電、経済産業省、や前政権(そして現政権)の責任追及なども当然テーマになりうると考えます。 >こんな大切な時に、行動できない総理大臣に居座られた国民は、不幸です。 誰なら行動できたかといえば、なかなか難しいでしょうね。無縁仏さんが指摘されたようなテーマの追求も含めて「市民自身が創って行こう」という問題提起が含まれていた点で「オープン懇談会」はやはり貴重な試みだったと思います。 (2011.08.22 21:40:53)
kuma0504さん
>例えば、大人が知恵つけてOKだと思うのですが、選挙権を持たない高校生の脱原発デモがあってもかまわないと思うのです。 デモという形がいいかどうか、問題だと思いますが、生徒・学生の知る権利や意見表明権を保障することは大切でしょう。『スウェーデンの政治 ~デモクラシーの実験室~』(岡沢・奥島編、早稲田大学出版部)http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/sweeden.html によれば「高校で、各党の代表が一人5分ずつ自分の政党の政策を説明、その後1時間30分にわたって19名の学生が質問した。質問する学生が堂々としていることに驚いた。『あなたの党では減税を主張しているが、それで環境政策はおろそかにならないか?』などという質問が矢のように飛ぶ」のだそうです。 また、インド、オランダ、ベルギーでは未来世代の代表として若者が参加し「地球環境問題に関する国内の調整」や「国際交渉」にもあたるということなのでスゴイ! 見習う点がたくさんありそうです。 (2011.08.22 21:56:07)
shchan_3さん
反抗期の非行少年の言葉に耳を傾けるできた教師で対応してくださいね。 「有識者のオープン懇談会」これは、まずかったですね。 「ええ加減議論し尽くしたんだから今後は実行力でしめしてください」との視聴者の声が紹介されて、管総理の自分の言葉に酔う姿をみて、人々は、何を考え何を想像したのでありましょうか? 平和っていいなぁ、自然ってすばらしいなぁ、地球大好き、環境問題を美しい言葉で熱く語りたい人、どしどし参加してくださいとでも・・・ この位の認識でよくも原発を止めたなぁと反発くらったのではないでしょうか。 > 誰なら行動できたかといえば、なかなか難しいでしょうね。 誰が総理をやっていてもとおっしゃるけれど、この時ばかりは、東京大学工学部卒のお坊ちゃま総理大臣がいたでしょ。今後のエネルギー政策に関するビジョンをビシッと示してほしかったですね。 そうすれば、自民党の原子力悪玉議員連中を葬る事ができたと思っているのですが、菅さんが総理の間は、鳩山、小沢のトロイカ同盟も観猿、聴か猿、言わ猿に徹したのではないでしょうかね? http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/c/d107c137aa37917a47e4850a7437a0be (2011.08.23 03:35:33)
政治の世界は誰が総理になっても、批判だらけですぐ変わります。総理自身に問題があるのか、それともマスコミも含めて批判だけの人に問題があるのか?良くわかりませんが、もう少し長くやらないと、本当に良いか悪いか分からないと思いますが・・ぽちです。
(2011.08.23 05:22:32)
無縁仏さん
>反抗期の非行少年の言葉に耳を傾けるできた教師で対応してくださいね。 上手に持っていかれますねぇ(^^) >「有識者のオープン懇談会」これは、まずかったですね。 >「ええ加減議論し尽くしたんだから今後は実行力でしめしてください」との視聴者の声が紹介されて、 >ア、管総理の自分の言葉に酔う姿 >をみて人々は、何を考え何を想像したのでありましょうか? >イ、平和っていいなぁ、自然ってすばらしいなぁ、地球大好き、環境問題を美しい言葉で熱く語りたい人、どしどし参加してくださいとでも・・・ >ウ、この位の認識でよくも原発を止めたなぁ と反発くらったのではないでしょうか。 コメントを分けてア、イ、ウとさせていただきました。 おそらくア、ウの部分は無縁仏さんの見方に近いところでしょうね。 そして、イのような「おめでたい受け止め方」をしたものなどほとんどいないだろう、と考えていらっしゃるわけですね。 この部分は必ずしも断定できないところで、私はむしろイに近いのです。菅さんがそこで述べたことは、これまで(科学技術・文明)を積み上げてきた人間は自然や地球に対する傲慢さを膨張させ様々な害を撒き散らしててきたのではないか。 そのような問いかけを根本に持ちながら「技術の選択」、「自然との関わり方の選択」を行うべきではないか、という貴重な問題提起として素直に受け止めました。無縁仏さんの受け止め方と同様、これも「一つの受け止め方」なのです。 (2011.08.23 18:25:52)
無縁仏さん
具体的、技術的な問題については、議論・実行していけばと考えます。「固定価格買取制度」も導入した国々でどんどん効果をあげ、世界全体の「自然エネルギーの発電量が原発の発電量を上回ったこと」一つをとってみても、全く無効というべきものではないでしょう。 >> 誰なら行動できたかといえば、なかなか難しいでしょうね。 >誰が総理をやっていてもとおっしゃるけれど、この時ばかりは、東京大学工学部卒のお坊ちゃま総理大臣がいたでしょ。今後のエネルギー政策に関するビジョンをビシッと示してほしかったですね。 う~ん。鳩山総理は確かに理想を掲げましたが、実行することはできなかったですね。総理の時代にできなかったことが現時点で「もし現在の総理が菅さんでなかったら」具体的にビジョンを出し、実行できたかといえばなかなか難しいのでは、と思います。 http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/c/d107c137aa37917a47e4850a7437a0be 貴重な資料、ありがとうございました。私も、白色矮星の反応(常温核融合)を実験室で成功させた別の個人を知っています。おそらく実用化に向けた動きは(スウェーデンなどで)加速していくだろうと考えています。 当面は、効率のいいガスタービンの火力発電をはじめ地熱発電などにも注目しています。 また、個人(及び私企業)によるソーラーパネルの設置、ガスを用いたコジェネレーションの設置などは、「オープン懇談会」のような議論を重ねればますます進んでいく可能性が高まる、(現法案では)問題のある固定価格買取制度をよりよいものに変えていける可能性が高まるのではないか、と考えています。 (2011.08.23 18:26:25)
よっしーせおさん
>政治の世界は誰が総理になっても、批判だらけですぐ変わります。総理自身に問題があるのか、それともマスコミも含めて批判だけの人に問題があるのか?良くわかりませんが、もう少し長くやらないと、本当に良いか悪いか分からないと思いますが・・ぽちです。 ねじれ国会で「与党が提案した法案の成立を妨げるような動きや、法案を“人質”にとった駆け引き」ばかりが目に付きますね。 河野太郎もブログで「自民党執行部が次の総選挙に勝つ気があるならば、本気でねじれ国会のルール作りをしなければならない」。 まさに現在、野党の立場で提案・合意をすすめ、それに沿って「野党である現時点で必要な協力をしなければならない」という趣旨のことを述べています。 (2011.08.23 18:41:48)
今日9729さん
>ネット時代の運動は、新しいものですね。 >かなり、興味があります。 ぜひ、「オープン懇談会」のような取り組みが継続していくことを願っています。もっともっと議論を深めながら、「官邸」を動かしていくような意思表示が積極的にできるといいですね。 (2011.08.23 18:50:02)
shchan_3さん
反抗期をすぎても、更生しそうにない札付きのワルを、何とか更生させる熱血先生として対応でお願いします。 環境問題を一人一人の節約意識の問題にすりかえる。 社会システムの変革を一人一人の納税義務の意識にすりかえる。原発依存、エネルギー政策をあなた達の毎日使う快適生活の為とすりかえる。 この原発をストップすればそれに変わるエネルギー源が必要だと大騒ぎして、一番発電効率の悪い太陽光パネルを引き合いに出してまんまと話をすりかえる。 国民の関心ごとをすりかえてばかりでしょ。 民主党のマニフェストはすりかえられても、福島原発事故の責任問題は、すりかえられませんよ。 菅さんは、自民党に責任をすりかえられて、負け犬として総理大臣の席を譲るのです。 自民党は、前原でワンクッションおいて解散総選挙で政権交代をすりかえるでしょう。 くだらねぇ 前線に戻ります。 (2011.08.23 22:43:14)
今日9729さん
>ネット時代の運動は、新しいものですね。 >かなり、興味があります。 > 熱血先生から見放された札付きのワルです。 地上デジタル以降テレビがないので教えていただきたいのですが、この手の風評番組は、放送されていますか? http://www.youtube.com/watch?v=kNnZ6Lb_06s こちらには、博多ぶらぶらと言うお菓子のお土産があるのですが、原発ぶらぶら病などの症状があること知っていましたか? 映像にでてくるアメリカ人女性の言っていることが本当なら、10年後には、恐ろしい状況になっています。 公共放送のNHKさんは、国民の見方なのでゴールデンタイムに事実をありのままに報道されていると信じていますが、被爆された方々の健康管理情報は、放送されてますよね。 消される前に映像をご紹介します。証拠品としてアップしてみんなで10年後に検証するネット運動会を開きましょう。 http://www.youtube.com/watch?v=oX9oPFsNybE http://www.youtube.com/watch?v=bEbKoA_32FA (2011.08.24 20:45:59)
shchan_3さん
根がまじめな先生、ごめんなさい。 > 菅さんがそこで述べたことは、これまで(科学技術・文明)を積み上げてきた人間は自然や地球に対する傲慢さを膨張させ様々な害を撒き散らしててきたのではないか。 > 湯浅氏の「平和への結集 第二ブログ」に懐かしい姿を発見いたしました。一度しかお会いした事ありませんが、当時、出版された『スプリングフィールド』という本に感動して、畑仕事の手伝いとアースディの催しに参加させてもらいました。もう20年も昔の話ですが、地球をレイプし続ける日本の産業人に自然破壊と原発反対運動で強烈なメッセージを投げかけられ、日本人の意識改革と今すぐの行動を求められていました。どんなに強いメッセージもその当時の日本のビジネスマンには、浸透しないのだと腹立たしい思いに駆られた記憶が残っています。たぶん、放射能に被爆させられてもわからない人は解らないのでしょうが。 http://masakitakashi.com/archives/diary/ 日記に菅さんが原発を停止した事と玄海原発再開に待ったをかけた事を「菅首相の政治家としての良心のあらわれだと」評価されてました。 総理の座は追われますが、菅さんの想いは、長く平和活動している本物の活動家にも届いているんですね。 平和への想いを結集して一人一人が勇気を出して行動する。 人を批判するばかりで行動できない自分か恥かしいなぁ。 (2011.08.25 04:29:35)
無縁仏さん
根がまじめな“しょう”です(^^) >人を批判するばかりで行動できない自分か恥かしいなぁ。 う~ん 私も気をつけます。例えば反貧困ネットワークの活動についても、情報の転載・発信以外はあまりできていないのです。 >日記に菅さんが原発を停止した事と玄海原発再開に待ったをかけた事を「菅首相の政治家としての良心のあらわれだと」評価されてました。 轟々たる非難を覚悟で経済産業省の引いたレールを粉砕し、「今夏の電力消費量のピーク時に原発を稼動させない方向に持っていった」(→ 電力無い無い神話をも粉砕した)という点で、わたしもあの決断を評価しています。 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=827 >地上デジタル以降テレビがないので教えていただきたいのですが、この手の風評番組は、放送されていますか? 今日さんにということでしたが、貴重な動画をご紹介いただき、ありがとうございました。全国放送などでは見たことがありません。広河隆一氏がチェルノブイリを取材してみた事実(子どもたちの免疫力の低下や甲状腺の肥大等の症状)がまさに起こっているのですね。 このような事態を引き起こした責任こそ明確に追求すべきだ、というあなたの主張には共感します。そして、菅首相や内閣府参与の取り組みに問題や限界があったということも確かでしょう。 しかし、自分が置かれている現実の立場から出発して「事態を変えていくためには大きな困難にぶつかる」ことにも目を向けていく必要があると思うのです。 例えば、原子力村の巨大な組織に抗して(核燃料サイクルをストップさせようと)経済産業省内で決起した官僚たち。確かに彼らは敗北しましたが、私はその勇気に心からの拍手を送りたいのです。 http://plaza.rakuten.co.jp/shchan3/diary/201107300000/ (2011.08.25 13:14:20)
無縁仏さん
そして、内閣府参与の田坂氏にしても、おかれた立場の中で「できるかぎりのこと」をしようとして一歩踏み出したものと考えています。 わたしは、田坂氏の主張のポイントを、システムを変えていく決定的な要素は、「国民が直接に意思表示していくこと」、「意思表示できる場や仕組みをつくっていくこと」だと理解し、基本的に賛同しています。(主権は国民にある、そしてその行使は議員を選ぶ投票行為だけでなく、オープン懇談会のような場「公的な場」で発言・議論していくこと、さらに、それを意味有らしめていくための国民投票なども含まれるべきだ、と私は考えています。) ところで、自然エネルギーの中でも「一番効率の悪いソーラー発電」についてですが、普及していけばコストは今より下がるでしょう。(しかも、化石燃料の価格が近い将来何倍にも膨れ上がるだろうことを考えれば「未来への投資」になると考えています。) 孫氏が風力も地熱も一通り・・・といいながら特にソーラーに力を入れようとしている理由の一つは、それが「日本国内の生産技術で対応できる」こと(その点において海外から23兆円で購入している化石燃料や、海外の技術と比較して大きく出遅れている風力発電とも異なること)、その結果、日本国内での景気の回復や震災からの復興に役立ちやすい、という見通しがあるのではないか、と考えています。 (2011.08.25 13:22:49)
shchan_3さん
> ところで、自然エネルギーの中でも「一番効率の悪いソーラー発電」についてですが、普及していけばコストは今より下がるでしょう。 日本には、結構な天然ガス田があります。 国土が狭いので試掘権がなかなか取れないみたいですが、今の技術を持ってすれば石油の依存を解消できるかもしれません。また、藻でつくるバイオエタノールもあります。ジェット燃料に使えるほど燃料の質が高いそうなので、遊んでいる農地にハウスを作って太陽光パネルで作った電気でLEDの電球を24時間当てれば藻が良く育って大量製造できると週刊誌に書いてありました。開発者によると農民がアラブの石油王になれると言ってました。東北の農地で野菜を作らずに藻を作れば日本再生も夢ではありません。 バイオエタノールでトラックやバスや重機の様な重たいエンジンをまかなえば二酸化炭素削減にもつながります。 エネゴリ君のダブル発電で各家庭が電気を作ってお風呂のお湯を沸かせばオール電化よりも経済的です。 広瀬さんが言うように太陽光パネルは、広大な土地が必要になる事からコストや効率面でかなり問題があり、国産のパネルなど使ってメガ発電所でも作ろうものなら何百億かかるかわかりません。 家庭の屋根にパネルを普及させているのは、日本だけです。 いま、深夜電力が安く買えるから成り立っていますが、10年単位でパワーコンディショナーを交換したり、中国から飛んでくる黄砂や鳥の糞でさらに発電効率が落ちます。 自治体単位で小水力発電か小型の風力発電で消費電力を分散化するのが良いかと思います。 電力事業は、新エネルギー開発公社を設立して大規模発電事業を国有化すべきです。そうすれば、勝手に危険な原子力発電はできなくなります。 とにかく、核変換の技術でコスモクリーナーを早く実用化してほしいものです。 (2011.08.26 01:46:55)
無縁仏さん
>藻でつくるバイオエタノールもあります。ジェット燃料に使えるほど燃料の質が高いそうなので、(・・・)東北の農地で野菜を作らずに藻を作れば日本再生も夢ではありません。 大変(私好みの)魅力的な話ですね。日経新聞にも「高等植物」の3~40倍の収穫が可能、とありました。 http://www.nikkei.com/tech/ecology/article/g=96958A9C93819499E2E1E2E0958DE2E1E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E2E1E2E4E0E2E3E2E6EBE3E1 同じ面積で得られるエネルギーは太陽光発電をかなり下回るようですが、「固定価格買取制度」というのは現時点で不充分な方法であってもその開発を加速する効果がありますね。 また、天然ガスの活用や家庭・事業所におけるコジェネレーションの導入は当面、有効な選択肢だと考えます。 >広瀬さんが言うように太陽光パネルは、広大な土地が必要になる事からコストや効率面でかなり問題があり、国産のパネルなど使ってメガ発電所でも作ろうものなら何百億かかるかわかりません。 太陽光発電のコスト削減のスピードについては、下記のような資料もあります。 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1108/11/news015.html ドイツの太陽光関連の業界団体が「買取制度」による価格上乗せの長期継続は必ずしも必要ない、という資料を出しているのですから一定説得力があると思います。(儲けるためにデータを捻じ曲げてはいないでしょう。) (2011.08.26 21:22:01)
メンテナンスや稼動による周囲への影響など、個別に見ると各方式においてそれぞれ課題があるようですが、普及が進めば進むほどそれらの問題を軽減していくための対応は加速していく、と考えています。
>自治体単位で小水力発電か小型の風力発電で消費電力を分散化するのが良いかと思います。電力事業は、新エネルギー開発公社を設立して大規模発電事業を国有化すべきです。そうすれば、勝手に危険な原子力発電はできなくなります。 賛成です。スマートグリッドなど、「接続の環境」を整えていくためにも、まず東電から国有化していきたいものです。そのためにも国民自身が明確な意思表示をしていくことが大切ですね。 (2011.08.26 21:22:38)
shchan_3さん
やがて、非行少年は、プレカリアートに成長して社会変革を志すのですね。先生、腐った社会の夢を語り合うのは、やめましょう。現実は、もっと残酷で絶望に満ちています。 >そのためにも国民自身が明確な意思表示をしていくことが大切ですね。 ----- 国民の明確な意思表示は、食えなくなった社会、技術立国日本の安全神話崩壊、放射能汚染地帯で生活を奪われ命の危険に晒されている被災者の現実、政治家や電力会社、マスゴミの恐怖のトライアングル。かなり深刻です。 http://www.youtube.com/watch?v=CG2nFchkcGU http://www.youtube.com/watch?v=XQgwYxDn5n0 福島党首の管総理に決断をせまる場面などマスゴミでは、一切放送されてないでしょ。管総理の美談で誤解されています。そして、驚いた事に7号機8号機の申請を受理していた? 電力買取法案は、鳩山さんが進めていた事ですよ。 このスピーチを最後まで聞いてください。 http://www.youtube.com/watch?v=MnLhNcCHYoE むしろ、菅さんは、鳩山降ろしに傾いてましたよね。 国土交通大臣の大畠など原発推進、日立の大番頭で確信犯ですよ。九電のメール問題も海江田に指示して事前協議させたのは、菅さんじゃないの? なんだかなぁ~ 社会変革の足を止められているような感じがするんですが。 (2011.08.27 13:43:49)
shchan_3さん
>政治家や電力会社、マスゴミの恐怖のトライアングル。かなり深刻です。 >国土交通大臣の大畠など原発推進、日立の大番頭で確信犯ですよ。九電のメール問題も海江田に指示して事前協議させたのは、菅さんじゃないの? > >なんだかなぁ~ >社会変革の足を止められているような感じがするんですが。 ----- まず、事故直後のこの答弁をご覧ください。 http://www.youtube.com/watch?v=BThKR0yBiAc 東京電力実態を海外からの視点で書かれた記事です。 「福島メルトダウンの背後にある衝撃的事実」 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-27f6.html 情報の原文も紹介されています。 なぜ、原発事故を引き起こした東電実態を当事国の日本国民は、見逃しているのでしょうか? 政府が誘導しているとしか思えないんですけどね。 これが事実なら、東京電力と管内閣の責任問題は、人災を隠蔽した刑事告訴の対象になりますよね。 大門さんは、党を挙げて告訴しないかなぁ。 (2011.08.27 14:23:45)
>shchan_3さん
> 衆議院厚生労働委員会 平成 23.7.27 第 177 回国会第 23 号厚生労働関係の基本施策に関する件 東大の児玉先生の話を菅さんは、どう聞いたんですかね? http://www.youtube.com/watch?v=-LGX6-y72Yg http://www.youtube.com/watch?v=5DjlNEiFqow 自然エネルギーの問題を語っている暇があるんだったらなぜ、ちゃんと仕事しないのですか? 政治家は、今まで発言してきた自分自身の一言一句に責任を持ってください。 全ての事実を隠蔽して逃げられると思っているんですか? 管内閣も自民党の推進派と何も変わらない、東京電力と共犯者じゃないか。 児玉先生の危機感が何で伝わらないのか、私は理解できません。「国会は、何をやっているんだ」の最後の一言に反論する非国民がいるなら出てこい。 もう一度、原発事故を真実の目で検証することを願います。 冗談の一つも言えなくなりました。 (2011.08.27 17:45:29)
無縁仏さん
>技術立国日本の安全神話崩壊、放射能汚染地帯で生活を奪われ命の危険に晒されている被災者の現実、政治家や電力会社、マスゴミの恐怖のトライアングル。かなり深刻です。 もちろん私も現実に憤りを感じています。 >電力買取法案は、鳩山さんが進めていた事ですよ。 民主党の「公約」の一つだったと認識しています。鳩山さんも決していい加減な姿勢だったとは思っていません。 >九電のメール問題も海江田に指示して事前協議させたのは、菅さんじゃないの? 官邸の頭越しに動こうとした経済産業省に対して(菅首相は)怒り心頭だった、という記事を読んだことがあります。 >なぜ、原発事故を引き起こした東電実態を当事国の日本国民は、見逃しているのでしょうか? 生活と命に直結する重大な責任を東電も政府も免れることはできないでしょう。責任は当然追及されるべきです。 以前、日本における責任追及の甘さ(集団同調主義的精神風土)に関連した記事を書いたことがありますが、例えば、イラク戦争を全面的に支持し、人殺しを応援した首相がのうのうと任期いっぱいつとめる、(もっと古い話ですが)ベトナム戦争を支援した当時の政権が長期にわたって国民に支持される・・・。 正直、私自身の中にも鬱積した憤りはありますよ。 (2011.08.27 22:37:07)
無縁仏さん
>東大の児玉先生の話を菅さんは、どう聞いたんですかね? 国会はいったい何をやっているんですか! という言葉。 私は、喫緊の問題に向かわないで政局ばかりやっている国会議員にすさまじいほどの憤りを感じました。菅首相は厚生労働委員会の直後に児玉先生と直接話をして、土壇場まで可能な対応を模索したようですが、遅きに失したのは否めないと考えています。 >自然エネルギーの問題を語っている暇があるんだったら・・・ 命に関わる喫緊の問題に全力で対応していくことが必要なことは全くその通りです。 ただ、例えば自然エネルギーの問題や温暖化対策が重要でないとは全く考えていません。 多くの人々が直面している放射能の脅威に対応すること、大きな被害を受けた地域の復興を進めていくこと、何十年も先を見通してエネルギー問題や環境問題に対応していくこと、いずれも重要だと考えています。 (2011.08.27 22:38:15)
shchan_3さん
>>東大の児玉先生の話を菅さんは、どう聞いたんですかね? > たぶん、児玉先生の話を市民活動家としては共感できるが、総理大臣としては、無視せざるを得なかったのだと思います。事故が起こるまで菅さんは、日本経済の建て直しに積極的に原子力技術を東南アジア諸国やベトナムにセールスしていましたから、立場上、聞き流さなければいけなかったのだと思います。 >>自然エネルギーの問題を語っている暇があるんだったら・・・ > エネルギー政策は、脱原発から再生可能なエネルギー政策へのシフトじゃなくて、原子力技術と平行して二酸化炭素削減の為に再生可能エネルギー推進だったのだと思います。 菅さんは、福島原発が事故を起こさなければ、総理大臣として原発推進の立場だったと思います。内閣人事をみれば解ります。 市民活動に対して理解があるだけです。 湯浅さんを取り込んだのは、戦いたくなかったからではないでしょうか。 (2011.09.03 03:22:22)
無縁仏さん
>菅さんは、福島原発が事故を起こさなければ、総理大臣として原発推進の立場だったと思います。内閣人事をみれば解ります。 そのことは週刊朝日のインタビューで菅さん自身が3.11でそれまでの考えが変わった、と述べています。 http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/442.html 私自身は特にその内容に関して大きな疑問は持っていません。児玉氏の提案を実現できなかったことは残念ですが…。 (2011.09.03 22:29:52) |