703074 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

“しょう”のブログ

PR

Profile


shchan_3

Category

Comments

渡邊昌@ Re:児玉龍彦(内科医、東大先端研)の「提言」(04/12) 児玉さん、ご活躍なによりです。国立がん…
shchan_3@ Re[1]:致死ウイルスに向き合う 児玉龍彦(05/14) コメットさんへ >私は原発除染の時から…
コメット@ Re:致死ウイルスに向き合う 児玉龍彦(05/14) 児玉龍彦さんを信じているんですね。 私は…
shchan_3@ Re[1]:憲法改正に関する玉木代表の発言について(07/27) KUMA0504さんへ  お久しぶりです。コメ…
shchan_3@ Re[1]:ポスト京都議定書に向けてIPCCの論議(12/14) 京都議定書失敗から学ぶ研究生さんへ  …

Favorite Blog

・杉田発言に知らん… New! あならいずぁさん

小さい秋 New! moririn65さん

私たちが国家の "捨… New! KUMA0504さん

ハーブティーで読書 New! けんとまん1007さん

「世帯主」の差別 meisinn2006さん

Calendar

2012.04.08
XML
カテゴリ:教育論・教育問題
  田中耕治『教育評価』によれば、「戦後教育」の歩みはある意味「学力の問題史、論争史」だったといいます。ただ、戦後の学力論争は「論争」ではありましたが、はっきり共有されていた観点がありました。

 それは、「学力」の問題を、教育目標と教育評価との関係においてとらえること、でした。

 つけるべき力(「学力」)がついているかどうかの「評価」が重要であるという点では、論者の間に共通の認識があったのです。(『教育評価』99~100頁)

 ところが、このような大切な観点が1970年代まで忘れられてしまったのだといいます。それはなぜでしょうか。田中によれば、それは「相対評価」が評価を独占してしまったためです。(相対評価において問題になるのは全体の中の位置であって、教育の目標は視野の外におかれる)

 相対評価によって測られる受験学力、偏差値によって振り回されているかに見える受験競争、おそらくそれらが不登校、非行、いじめなど、学校内外で生じたさまざまな問題状況の背景にあることは、多くの論者が指摘するとおりだと思われます。

 さて、戦後の「学力論争」の中で、重要なテーマとなっていたのは、認識の積み上げ・深まりがいかにして、人間としての実践的態度や「社会に能動的に参加していく姿勢」につながっていくか、ということです。

 受験競争の「勝者」は、豊富な「知識」(「学力」?)を身につけているはずです。しかし、一人ひとりが「生存権も含めて、一人ひとりが真に尊重されるような『平和で民主的な国家・社会の形成者』」としての「姿勢」と力を身につけているのか、問わなければならないでしょう。

 教育学者の中内敏夫は『教室をひらく』の中で、「社会や他者に向き合い働きかけていく力・姿勢」に直接結びつくような「積み上げられ、こなされた認識の段階」のことを、心情や心の持ち方を意味する「態度」ではなく、「習熟」という概念で説明します。

 中内の言う習熟というのは、「身についた知識」、「その人のものになった方法」といった「行動に結びつくレベルに到達した学び」のことです。「習得」した教育内容が主体によって充分にこなされ「習熟」の段階に達することを目指すのが(おもに教科)教育の目標だというのです。

 なるほど、知識が個人によって充分こなされ「身についた知識」、「その人のものになった方法」になれば、それは行動に結びつく可能性を高めるでしょう。しかし、まだここにははっきりとしない問題が残っているように思われます。

 一例を挙げると、 「多くの自殺や貧困を生み出している現代社会」の分析を充分にこなし、問題点を総合的に理解し、解決に向けての展望を把握する(例えば現代社会への認識を習熟のレベルに到達させ、『反貧困』という本を書き上げる)ためには、この問題を「当事者意識を持って受け止め、立ち向かう」ことが不可欠でしょう。各種「公害問題」や「環境問題」などについても同様です。

 ここで注目したいのは、認識を深める(習熟に到達させる)ことによって行動にむかう姿勢が形成されるだけでなく、逆に行動への意思が認識を深めていく契機になるという側面です。「認識」と「実践的な力・姿勢」というのは、一方通行的な関係ではなくダイナミックな「相互関係」にあるものと考えるべきでしょう。                                     

                                                  続くにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ人気ブログランキングへ (教育問題に関する特集も含めてHP"しょう"のページに・・・)

(アメーバブログ〔= 「しょう」のブログ(2) 〕を復活させました。

『綴方教師の誕生』から・・・ 、生活綴方教育における集団の問題 など)







Last updated  2012.04.22 21:01:44
コメント(3) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:認識と実践的態度(授業づくりと集団づくり)1(04/08)   酒蔵天領誉 さん
こちらの開花予想は来週とのことです。
昨日は埼玉へ行ってきましたが、桜が綺麗に咲いていました!

今日も良い一日になりますように☆
(^^) (2012.04.12 12:50:31)

応援二個★   龍5777 さん
「桜木の 小枝の下で 子ら笑う」
昨日の午前中は春の日差しで一杯でした。そんな光景に子供たちの笑い声が響いていました。子供たちも桜見物ですかね。
ご挨拶の一句。・・・・龍 (2012.04.14 07:35:16)

応援   神風スズキ さん
Good morning.

今朝は70分間の競歩運動で汗を流しました。

庭先のツツジが咲き始めていましたよ。

ひのき花粉で右目をやられていますが

負けじとガッツ&ファイトです。

今日は午後7時~9時、高校英語クラスだけです。

応援をよろしくね。

Have a good weekend.
Thank you. (2012.04.14 09:58:52)


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.