何だか嵐の前の静けさならぬ”不安定さ”といった風情の天候です。宅急便を出した以外は外出の必要性を感じなかったので、飽きもせずラジオ:RF-2600を整備しました。
まずは部品交換前の動作確認と簡単な調整です。中波帯は調整出来たのですが短波帯が合わないんですね〜。ダイヤルと受信周波数があそこまではずれないだろうという位不一致です。中波帯もIFT(中間周波トランス)のコアの位置がおかしくて、IFTが不良ではないかと思っていました。
とは言いつつ一応中波帯だけは正しく受信出来ていました。そこでボチボチと部品交換を始めたわけです。
一枚の基板に主要回路は収まっているので、こんな風にバラックにして調整出来ます。下の画像はパーツ交換途中のものです。
基板を取り出すとフロントパネルにはスピーカーと周波数カウンターが残ります。
下の画像は今回取り外した部品です。
一遍に外してしまうと取り違えるので、少しずつ交換します。さーてとばかりに動作確認したら中波・短波受信出来ず、FMは日本バンドをカバーして受信OK、受信音量が本来のスペック通りではなく少し小さい感じですが、感度は簡単な追い込みで十分なレベルになりました。
しかし、中波と短波が聞こえなくなるとは・・・(^^ゞ 物好きでやっているとは言え凹みました。周波数カウンターはチューニングダイヤルに連動して周波数が変わっているので、局発(局部発振)回路は活きています。不良っぽいIFTはともかくとして間違えて居そうな箇所はチップ抵抗の交換ミス位かなぁ。
中波と短波が受信出来ずと言ってもSSGで455KHzを出すと、低音量ながら復調出来ているので完全に破損したわけではなく、回路としては動作しています。
改めて仕切り直しですね。