今回入手した中で、どう見ても一番古そうな機種:T-13の中を開けてみました。チューニングダイヤルが筐体と接触していて回すのが重いので、どうなっているのか状況確認するのが一番の目的でした。
だいぶガタの来た革ケース付きです:下は出品者さんが用意した画像です。
そして以下の画像は今晩開腹したときのものです。イヤホンジャックの配線が速やかに切断しましたよ。まあ古いものですし仕方が無いかと思います(^^ゞ
![T-13-1.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/96666d29ba66cb6d3b0a5bdc6137011ad3ad64ac.45.2.9.2.jpeg)
なおこれらの画像を撮影した時点で、内外に簡単な清掃を施しました。チューニングダイヤルも調整して動作良好です。スピーカーの金属部分や筐体外装などもケイグ赤で拭き上げて、綺麗になりました(^^)
![T-13-2.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/9b3b30110783eb14725b9bacfc4a9493c9bdd940.45.2.9.2.jpeg)
スピーカーがビビらないように銅の金具で抑えてありますね。
そしてラジオの基板:部品面です。
![T-13-3.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/66b7439aa1602d0fccd503a4d56159acb9cfd7b4.45.2.9.2.jpeg)
抵抗器にはソリッド抵抗が使われていて、経年変化が間違いなく起きているはずです。でもここは我慢して、調整と配線の補修だけに留めましょう。
折角なのでちょっと拡大しました。右側の緑色のポチが付いたのがチューニングダイヤルです。
![T-13-5.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/8e421c9957913ac6cd93aad6a6269492ec6c5340.45.2.9.2.jpeg)
AF回路のトランスは、バーアンテナからなるべく離すためでしょうか、このような実装になっていました
![T-13-6.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/6fac2f8848f9ed919b15356ca9daa12b179b1c7d.45.2.9.2.jpeg)
最後は裏ぶた部分で、ネジと外れた配線をおいてあります。
同時に入手したPhotofact:サービスマニュアルには1962年3月と記載があり、少なくともその少し前に発売されたラジオでしょう。私が子供の頃ですよ(^^)