ようやく整備完了しましたが、これもチャッチャと終わったわけではないんですよ〜
- FM-RFアンプを2SK120 → 2SK544-Dへ交換した:2SK544-Eよりもゲインを下げた。
- FM回り込み対策として、帰還を起こしそうな配線を筐体寄りへ迂回させた。
- MW感度切り替えをLocalにすると、発振する:新たな問題!
- MW感度切り替えをDXにすると発振は止まるが、あまりゲインが出ていない?
もう3.と4.の原因調査に数時間かかりました
・各種スイッチの動作を再確認した。配線はハンダ付けも含めて外していないので変わった箇所はない。
・本来導通してはいけない箇所が、セラミックコンデンサの脚で短絡していた:1箇所。
そこは短絡を直し再び接触しない様修正したが、症状に変化無し。
・短絡していた配線パターンを辿り、AM-RFアンプ用FET:2SK544-Eの故障を疑った。
同FETを取り外し、FM回路から外した2SK120を付け直して、動作異常は解消した。
※追記します。
・FM:76MHz辺りの感度低下を補償するべく、バンドパスフィルターの前段へコイルを付け足した。
SSGの出力レベルを見ると感度低下はほぼ解消した。90MHz以上のハイバンド寄りには感度変化無し。
ここまで来てようやく整備完了したわけです。誤配線の照合や観察あるのみと言う感じでした
FET故障の可能性にたどり着くまでに数時間かかりましたね〜。念のため数日動作確認してから、楽オクへ出品予定です。